【新型コロナ】横須賀市立うわまち病院、新たに6人の看護師・患者感染確認

横須賀市立うわまち病院=横須賀市上町

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県横須賀市は9日、新たに20~70代の男女6人の感染が確認されたと発表した。いずれも7日に女性看護助手の感染が確認された市立うわまち病院(同市上町)に勤務する看護師や入院患者。同病院は院内感染が起きたとみている。市内の感染者は計115人となった。

 同病院によると、女性看護助手の感染確認を受け、9日までに職員や患者計219人に対しPCR検査や抗原検査を実施。看護師4人、入院患者2人の感染が確認された。いずれも軽症や無症状という。

 検査対象者のうち17人は10日に結果が判明する予定だが、ほかの陽性者は確認されていないという。

 同病院は、感染者が確認された本館5階病棟について、7日から新規入院患者の受け入れを停止している。14日間ほど経過観察期間を置いた上で、安全が確認され次第、再開するとしている。

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