夫たちが証言する…妻の「おばさん化」に衝撃を受けた、あの瞬間

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夫が妻に「おばさん」っぽさを感じるのはどんなときなのでしょう。実際に、そんな“瞬間”を経験してしまった夫たちに聞いてみました。

あの瞬間、その行動が「おばさんっぽい……」

夫が妻を女として見られなくなる「おばさん行動」。夫婦関係のイエローカードかもしれない、妻を「おばさんに感じる」具体的なエピソードを、既婚男性たちに聞いてみました。

ポイント1. 羞恥心より厚かましさを感じるとき

年上の妻と結婚した自営業の信之さん(30歳・仮名)。「外見は実年齢よりかなり若く見える妻ですが、思わず『それはやめて』と言ってしまったのが、スーパーで買い物しているときに無料のビニール袋をくるくるっと3~4枚取って、買ったものといっしょにキープしているのを見たとき。百均でも買えるビニール袋、こっそりキープしたのにはがっかりでしたね」とのこと。

「若いころに比べると、笑い声にかわいさが消え、豪快になってきました。話し声も全体に大きくなった気がします。ゆったりしたズボンしかはかなくなったり、らくだ色の飾り気のない実用的な下着を愛用し始めたり。その一方で厚化粧になったんですよね」というのは光一さん(55歳・仮名)。

やはり、羞恥心がなくなっていくことに男性は敏感なようです。ゆったりしたズボンなのに、化粧は厚くなる。外見磨きよりもごまかすことが増えていると考えられますね。

ポイント2. 説教・ダメ出し・愚痴……ネガティブ発言にうんざり

「女性として見られなくなったのは、何かというと正論で説教するところですね。よく『大人になりなさい』などと言われる。知識や経験という意味では僕のほうが勝っていることもあるのに、一方的に決めつけて説教されると萎えますね」と語るのは、事実婚状態の洋介さん(42歳・仮名)。少し年上の内縁の妻とは別れ話が進んでいるという。

「子どもたちのためとはいえ、自転車の前後に子どもを乗せると股を開いて漕ぐことになるので、反対しました」というのは、前出の信之さん。

車やベビーカーでの移動にしてほしいと伝えましたが、自転車が便利だからと、結局使っているのだそう。妻の体力やスケジュールのこともあるだろうし、平日は子育てを任せきりにしている分、言える立場ではないとわかりつつもできればやめてもらいたいのだそう。

「妻は近所のスーパーで働いています。 夕方家に帰ってくると第一声が『疲れた~』。 その後、お茶を入れ、その日職場であった出来事を話しながら同僚の悪口を言うのが日課。『伊藤さんが値付けをのんびりやってるから、私の仕事が増えちゃって』『竹田さんのうち、また車買ったんだって。だんな定職ついてないのに何考えてるんだか……』『梶谷さん昼休みにいつもマスクしないでおしゃべりしてんだよ。馬鹿だよね』という感じで、毒を一通り吐いた後、やっと次のことを始める妻。以前はこんな毒は吐かなかったんだけどなぁ。 昔、職場で悪口ばかり言ってるおばさんを見て、辟易してましたが、 まさか自分の妻がそうなるとは……(汗)」 と話すのは、前出の光一さん。

男女のコミュニケーションの違いとして、女性は「愚痴を聞いて共感(賛同)してもらいたいが、男性は解決策を求められたと感じてアドバイスしてしまう……という話は浸透しつつありますよね。

男性にとっては「愚痴をただ聞く」という行為そのものが辛いもの。

テレワークとなって男性が家にいることの多い昨今。家に帰ってくるなり愚痴というのは避けたいものです。可能なら、女性同士で仕事終わりに話ができるといいですね。それが難しくて夫に聞いてもらう場合は、「ちょっと愚痴を言いたいんだけど、聞いてくれる? 聞いてくれるだけでいいの」と先に断りを入れるだけでも、男性側にとっては少しラクに受け止めることができるはずです。

ポイント3. 自分の母親と重なる言動を見たとき

さて、再びスーパーマーケットでのエピソード。「妻が自分の母親と同じことをしているのを見たときに、ちょっと嫌だなと思いました。うちの母親は、スーパーで商品の入った買い物カゴを床に置いては、『あ、あれも!』と、急いで別のコーナーに物を取りに行くんですよ。同じことを妻がしているのを見たときに、人目を気にしていないように感じました」と話すのは、友和さん(40歳・仮名)。

前出の「羞恥心」ともリンクしていますが、母親=おばさんというイメージもあって、母親と同じことをしてほしくないのだそう。筆者からすれば、「その買い物カゴ、息子や夫など、力のある男性が持ってあげれば済むことではないのか」と思ってしまうのですが(苦笑)。

女性だって「努力」を怠ってはいけない

妻が「おばさん化」していくのは、安心している証拠でもあるので、ある意味、夫婦関係が安定しているとも考えられます。

また、妻の愚痴にがっかりの光一さんですが、それでも「結婚して30年、いいところも悪いところも含めて、私の選んだ愛すべきパートナーでもある」「自分が変わってしまったから気になるだけとも考えられる」と冷静に自己分析しておられます。

また、友和さんも「その行為についてびっくりしただけで、だからといって妻のことを、イコールおばさんと思ったことは一度もないんですよね」とも。

愛が消えたわけではない二人のその言葉に、既婚者のひとりとして救われる思いがします。

一方、夫に「女として見られたい!」と願っていれば、女性も努力をするはず……ですよね。そう考えると、おばさん化している妻がいる夫のほうにも問題がある可能性があります。つまり、妻から男性としての魅力を感じてもらえていない可能性もあるのかもしれません。

妻のおばさん化、夫のおじさん化を防ぐには、互いに自分を磨いていく必要がありそうです。

最後に。実は、ここに登場していない2人の既婚男性は「妻をおばさんだと思ったことはない」という回答でした。かわいらしいところも知っているし、歳を重ねただけの変化はあるものの、そういうことを通り越して人としての魅力を知っているというお二人の回答。

妻自身の魅力もあるとは思いますが、そんなふうに見てくれる男性がいることにも希望を感じました。みなさんの夫婦関係はいかがですか?

(文:藤嶋 ひじり(恋愛ガイド))