「長崎の思い背負って」 創成館、長崎商と壮行試合

甲子園高校野球交流試合に参加

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試合を終えて集合写真に納まる創成館と長崎商の選手たち=県営ビッグNスタジアム

 10日に開幕する2020年甲子園高校野球交流試合に参加する創成館が7日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで長崎商との壮行試合に臨み、本番へ士気を高めた。
 長崎商が同日に県外強豪校と3年生の“引退試合”を予定していたが、コロナ禍で中止に。甲子園出発前に実戦を求めていた創成館に呼び掛けて実現した。正式審判員4人のコールや場内アナウンスもあり、緊張感を持ってプレーした。
 両校は昨秋の県大会準々決勝で対戦。創成館が1-0で競り勝ち、そのまま九州4強入りして甲子園切符をつかんだ。長崎商にとっては因縁の相手でもあるが、この日は創成館が11日に戦う平田(島根)の右のエースを想定して右腕4人が中盤まで継投。ライバルの全国での勝利を“お膳立て”した。試合は創成館が9-0で勝った。
 試合後はそろって集合写真に納まった選手たち。長崎商の相川晃甫主将は「昨秋負けて目標にしてきた相手と最後に3年生全員で挑んで、楽しんでプレーできた。創成館には長崎の高校球児の思いを背負って思い切りやってきてほしい」とエールを送った。創成館の上原祐士主将は「本番直前で県内トップレベルのチームと戦えた経験を、甲子園でしっかり生かしていく」とライバルたちの分までという思いを口にした。