後期も「原則遠隔のオンライン授業」は5校 県内16大学

©株式会社上毛新聞社

 新型コロナウイルス感染防止のため、群馬県内の四年制国公私立大16校のうち群馬大など5校が、9~10月に始まる後期(秋学期)も原則としてオンラインの遠隔授業を続けることが、上毛新聞の集計で分かった。一方、実習や実験が柱となる課程を抱える県立県民健康科学大など3校が対面授業を全面的に行う見通しで、判断が割れている。

 群馬大は原則として前期と同様に遠隔授業とする。教務課は「感染収束の兆しはない。『新しい生活様式』を実践しつつ慎重に行動することが重要」とした。実習や実験は各学部の判断でキャンパス内で行うことを認める。サークルなどの課外活動は、顧問教員に相談し、活動のたびに大学側に届け出て許可を取る。飲食を伴う集会は禁じる。

 高崎商科大は一度は対面で再開した授業を7月20日から再び遠隔とした。他県から通う学生や教員も多く、首都圏での感染拡大に危機感を強めた。後期も遠隔を続ける。

 10月から対面に切り替える県立県民健康科学大は、看護師を養成するため「病院で実習が難しく、せめて校内実習を行わないと手技が身に付かない」と必要性を話す。6月下旬から対面授業を続ける前橋工科大は「実習や実験で必要」と説明した。

 遠隔・対面を併用する大学のうち、育英大は前期と同じく学内を2組に分けて対面と遠隔を隔週で交代する。首都圏から来る講師の授業は全て遠隔とする。共愛学園前橋国際大は150人以下の講義は原則対面、それ以上は対面と遠隔を併用する。学生からも対面を望む声があるという。桐生大は「実験など」、東洋大は「未定だが一部科目」を対面とする。

 原則遠隔とした高崎経済大も、体育など一部を対面で再開する予定。

 いずれも対面の場合は十分な感染対策を取る前提だが、今後の状況で変更の可能性があるとしている。