<レスリング>2021年三重国体レスリング競技の日程と会場を変更…三密を避けるための措置

 来年秋に行われる「三重ことわか国体」の実行委員会は、8月4日に行われた総会で国体レスリング競技の日程と会場の変更を決議し、津市長が定例記者会見で発表したとともに、ホームページで公示した。

 当初は9月26日(日)~29日(水)に津市・メッセウィングみえで行う予定だったが、国体会期前の9月11日(土)~14日(火)に津市・サオリーナで行うこととした。

三重国体レスリング競技が行われることになったサオリーナ

 当初の期間中は、同じ敷地内のサオリーナでバスケットボールが行われる予定だった。2競技が固まることで選手・スタッフ・観客が多くなり、「密」の状態になることを解消するための措置。

 会期は9月25日の開会式前になるが、総会議事録では「広いサオリーナで開催することで、控所・観覧席等の既存施設の使用が可能となり、現状と比較して選手監督、観覧客、競技役員等すべてにおいて3つの密を防ぐ効果が期待できるため」と説明している。

 吉田沙保里さんの名前にちなんで名称がつけられた同会場は、2018年4月のジュニアクイーンズカップが開催されている。

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