強権統治のベラルーシ大統領6選

抗議の3千人拘束、死者も

©一般社団法人共同通信社

9日、ベラルーシの首都ミンスクの投票所に来たルカシェンコ大統領(タス=共同)

 【モスクワ共同】ベラルーシ中央選管は10日、9日実施の大統領選で現職アレクサンドル・ルカシェンコ大統領(65)の得票率が80.23%だったとの暫定開票結果を発表した。1994年から強権統治を続け「欧州最後の独裁者」と称される同氏の6選が確実となった。反政権派の受け皿となった主婦スベトラーナ・チハノフスカヤ氏(37)は2位で9.9%。

 選挙結果は不正だと抗議する多数の市民が9日夜、首都ミンスクなどでデモを開始。ロシア通信によると、ベラルーシ内務省は10日、参加者約3千人を拘束したと発表。人権団体によると、取り締まりで1人が死亡、数十人が負傷した。