別府市のAPU留学生、新たに7人コロナ感染 部屋で飲食、クラスター発生【大分県】

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APU留学生7人の感染が新たに判明し、会見する県健康づくり支援課の藤内修二課長(左)ら=9日午後、県庁

 県は9日、別府市の立命館アジア太平洋大(APU)に在籍する10~30代の留学生7人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生したとみて接触者の把握を急ぐ。いずれも7日に感染が判明した同大の20代男子留学生2人の部屋(ルームシェア)を訪れていた。APU学生の感染確認者は計9人。県内では7日連続で計87人となった。

 7人は20~30代の男性5人と10代の女性2人。それぞれ7月31日~8月3日の間に20代男子留学生の部屋で飲食を共にするなど、複数人で一緒に過ごした。飲食時はマスクをしていなかったという。

 濃厚接触者などとして8日にPCR検査(遺伝子検査)を受け、陽性反応が出た。うち5人は4~6日に発熱し、別の1人は4日に喉の痛みがあった。残りの1人は無症状。いずれも県内の医療機関に入院した。重症者はいない。

 県は今後、7人と接触のあった友人ら約10人を検査する。数人はアルバイトをしており、各職場での濃厚接触者の有無を調べている。

 県内でクラスターの発生を確認したのは4月8日の竹田市以来3例目。県は「今回は友人間の感染で、対応は保健所で可能」として、厚労省のクラスター対策班の派遣要請はしない。

 7日に感染が分かった男子留学生2人のうち、1人がアルバイトをしていた「ゆめタウン別府」(別府市)の同僚4人は検査で陰性だった。