試合に招待できない代わりに J2大宮、児童ら1500人にタオルマフラー寄贈【#コロナとどう暮らす】

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「大宮アルディージャ応援タオルマフラー」を手に記念撮影する贈呈式出席者たち=上尾市小敷谷の若竹ホーム

 大宮アルディージャは埼玉県内にある児童養護施設24施設の入所児童約1500人に「大宮アルディージャ応援タオルマフラー」を寄贈する。児童を試合に招待できない代わりの対応。全施設を代表して上尾市の「若竹ホーム」で6日、贈呈式が行われた。

 出席したのは大宮アルディージャの高須久典事業本部長、県こども安全課岩崎寿美子課長、県児童福祉施設協議会の小島久司副会長、同市川広美副会長ら。

 大宮アルディージャは「スポーツを通じて夢と感動を分かち合える、より良い地域社会の実現に貢献する」という理念の下、2009年から県内の養護施設入所児童をホームゲームの試合に招待してきた。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の影響で入場制限などの感染防止策をとっており、児童を招待できないことからマフラーの寄贈を決めた。

 高須事業本部長は「今シーズンは子どもたちに見ていただくことができなくて残念。代わりにプロサッカー選手を身近に感じてもらえるよう応援タオルマフラーと選手の色紙を用意した。コロナが収束したら、ぜひまた大宮のスタジアムに来てほしい」とあいさつ。

 タオルマフラーを受け取った若竹ホームの三宮昭一施設長は「この暑い時期に大宮アルディージャさんの熱い思いをいただき感激。この熱意を子どもたちにどう届けようか、心がワクワクする」と感謝の言葉を述べた。その後、出席者やタオルマフラーを渡された若竹ホームの子どもたちが記念撮影した。

 小島久司副会長は「県内24施設に入所している子どもたちは虐待を受けた子たちが多い。コロナ禍の中でも非常に落ち着いて、子どもなりに受け止めている。スタジアムで応援できる日が早く来てほしい」と話していた。

 「応援タオルマフラー」は、選手の色紙、クラブマスコットのアルディとミーヤの縫いぐるみとともに、全施設に郵送される。