式典司会 大役に充実感 中原愛音さん(16)、西山優哉さん(16)

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司会を務めた西山さん(左)と中原さん=平和公園

 平和祈念式典では、西山優哉さん(16)と中原愛音さん(16)=いずれも瓊浦高2年=が司会を務めた。大役を終えた2人は「緊張したが、うまくできてほっとした」「一生に一度しかないような経験ができてよかった」と充実感をにじませた。
 同校の生徒が式典の司会をしたのは初めて。演劇部に所属している西山さんと中原さんが校内で選ばれ、5月中旬から発声練習などを続けてきた。本番では会場全体に声が伝わるよう、ゆっくり、はっきりと大きな声を出すことを心掛けた。
 大任を果たした西山さんは「式典の場に立ち、被爆者には75年がたっても癒えない傷があるのだと感じた。改めて戦争は二度とあってはならないと思った」と力を込めた。被爆4世の中原さんは「この経験を生かし、周りの友人など同世代に平和の大切さを伝えていきたい」と思いを新たにしていた。