多治見(岐阜)38.6℃ 11日(火)も猛烈な暑さ続く 熱中症厳重警戒

 きょう10日(月・祝)は東・西日本の各地で、猛烈な暑さに見舞われた。岐阜県多治見市で午後1時半過ぎに38.6℃まで上がり、今年の全国最高気温を観測した。あす11日(火)は東日本を中心に、一段と気温が上がる可能性がある。熱中症に厳重な警戒が必要だ。
 10日は東・西日本で朝から気温が高く、午前中から35℃を超えた所がある。35℃以上の猛暑日は170地点以上にのぼり(午後2時半まで)、今年最も多くなった。また、多治見市以外にも、富山市38.4℃、大阪府八尾市38.2℃、群馬県桐生市と奈良市で38.0℃など、各地で今年一番の暑さに見舞われた。

11日(火)40℃に迫る可能性

 11日(火)は暑さの中心がやや東へ移り、東日本や東北南部の内陸で気温が極端に高くなりそうだ。福島、栃木、群馬、埼玉では、場所によって40℃近い猛烈な暑さが予想され、東京都内でも23区西部や多摩地域で38℃を超える可能性がある。熱中症の危険度が特に高くなるため、こまめな水分補給や休息を心がけたい。

(気象予報士・高橋和也)

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