ホイールの汚れやブレーキ鳴きに悩むVW(フォルクスワーゲン)オーナーにオススメのブレーキパッド「KRANZ GIGA’S(クランツ・ジガ)」 |クランツ【Vol.4】

身近になった輸入車だがブレーキダストでホイールが汚れるのが難点

一昔前まで輸入車は「高価で購入するには予算が足りない」「トラブルが多くて修理代も高い」「国産車と比べて燃費がイマイチ」などちょっと手が出しにくいクルマだった。しかし今は違う。部品や工場など生産工程におけるグローバル化が進み、トラブルも少なく性能面において国産車との差はほとんどない。

そしてデザイン面におけるハイセンスな仕上がりは輸入車ならでは魅力。メルセデスやBMWといった高級車の代名詞ともいえるハイブランドメーカーも排気量2リッター前後のファミリーカーを生産しており輸入車は身近な存在になってきた。肩肘を張ることなく気軽に乗れることからここ数年、輸入車は年間30万台前後の国内登録台数を記録している。

そんな輸入車をターゲットにして耐久性に優れた低ダストのブレーキパッドを取り揃えるのがクランツだ。MOTAではこれまで3回に渡ってクランツの優れた性能を解説してきた。そして今回からはプロショップやユーザーの声を交えながら、メーカー/車種別にマッチしたクランツのアイテムを紹介していこう。

ホイールがとにかく汚れるVW(フォルクスワーゲン)。何とかしたい人は必見!

ビルシュタインの車高調とTWSのホイールでドレスアップしたクロスポロ。ブレーキパッドはクランツ・ジガを装着している

最初に取り上げるのはフォルクスワーゲン。社名がドイツ語で「国民車」を意味するだけあって、普段の足として活用できるゴルフ、ポロ、ビートルなどの小型ファミリーカーは日本国内においても幅広いユーザー層から高い人気を得ている。

これらのクルマに採用されているのは前後ともオーソドックスな片押し1ポットのディスクブレーキ。ボディが小さくブレーキに対する負担が少ないため効きに関しては問題ない。ただ、輸入車特有のブレーキダストが多く、洗車せずに乗っているとホイールの汚れが目立ってくる。せっかくカッコいいホイールを履いていても、ブレーキダストで真っ黒ではもったいない。

輸入車乗りが集まるガレージ・エルフではジガのブレーキパッドがオススメ

ホイールが汚れずブレーキもしっかり効くし、耐久性も高いので、輸入車乗りにはクランツ・ジガをオススメしているというガレージエルフの山田さん

愛知県津島市の輸入車がメインのカーショップ、ガレージエルフにはフォルクスワーゲンを筆頭にBMW、アウディといった数多くの欧州車ユーザーを訪れている。今回の取材で用意してもらった2015年式のクロスポロは、ビルシュタインの車高調整サスキットにホイールはTWS 107M(17インチ)で足元をカスタマイズ。そしてブレーキパッドにはクランツ・ジガをセットしている。

「純正のブレーキパッドには2タイプがありますが、ブレーキダストの少ないタイプを入れてもしばらく乗っていればホイールは汚れてきますね。このクロスポロのようにホイールを交換して足元をドレスアップしているユーザーにはダストの少ないブレーキを勧めています。各ブレーキメーカーがダストの少ないものを発売していますが、その中でもクランツのブレーキパッドは一番汚れが少ないですね」

「またブレーキフィールも良く、踏んだ分だけしっかりと効いてくれます。価格はちょっと高めですが、予算があるのならフォルクスワーゲンにはクランツ・ジガがベスト。より機能性を高めたジガ・プラスもありますが、GTIなどのスポーツタイプであってもストリートだけならポロやゴルフの小型車にはジガで十分です」というのはガレージエルフの山田サン。

摩耗センサーなど純正ブレーキと同じ仕様で高品質なクランツ・ジガ

低ダストでありながらしっかりとした制動力を実現するクランツ・ジガ,純正同様に摩耗を感知するセンサーが取り付けられている。安価なアフターのパッドでは省略されている場合もある
低ダストでありながらしっかりとした制動力を実現するクランツ・ジガ,純正同様に摩耗を感知するセンサーが取り付けられている。安価なアフターのパッドでは省略されている場合もある

このクロスポロ用のクランツ・ジガを見てみるとフロントには純正品同様にブレーキパッドの減りを知らせるセンサーがセットされている。コストを抑えるためにセンサーを省いているメーカーもあるが、クランツのパッドはすべて純正品と同じ仕様になっているそうだ。

ブレーキパッドの摩材に使用されているのは三菱マテリアル製のアラミド繊維+銅。クランツのブレーキパッドは25年以上前から生産されており、摩材は年々進化して性能を高めてきた。そして特殊マシニング切削機器、超音波温水洗浄、高温焼き付け、パッド面の水平研磨などクランツならではのこだわりの製造工程によって完成度の高い製品に仕上げられている。

クランツ・ジガは交換サイクルが長く結果的にランニングコストが抑えられる

制動力も十分でブレーキ鳴きもないクランツ・ジガ。フォルクスワーゲンにぴったりのブレーキパッドだ

またダストの少なさと共にクランツのアピールポイントとなっているのが並外れた耐久性。使用状況にもよるが通常のパッドなら走行距離5~10万kmで要交換となるが、クランツのパッドは驚くほど減りが少ない。山田サンはマイカーのゴルフIV GTIにクランツ・ジガベーシックをセットして5年以上経っているが、交換したことは一度もないそうだ。

輸入車の純正ブレーキパッドはブレーキダストでホイールがすぐに真っ黒になってしまう, クランツのジガならば、長い間ホイールはきれいな状態を保つことができる
輸入車の純正ブレーキパッドはブレーキダストでホイールがすぐに真っ黒になってしまう, クランツのジガならば、長い間ホイールはきれいな状態を保つことができる

またエルフでメンテナンスを行っているジガを装着したユーザーのクルマも磨り減って交換したことはなく、クルマを乗り換えた際、リピーターとして再度購入することが多いという。クランツのブレーキパッドは割高であるが、優れた耐久性によって交換サイクルが伸びて費用は抑えられることになる。

ほとんどの輸入車をラインアップするクランツのブレーキパッド

クランツのブレーキパッドはほとんどの輸入車に対応しており、ここで紹介したジガだけでなくスポーティな走りに適したブレーキパッドも幅広くラインアップしている。ブレーキダストの少なさや高い制動力など、その優れた性能に納得して使用しているユーザーは多い。

今回はフォルクス・ワーゲンに続いて次回はアウディにマッチしたクランツのパッドを紹介しよう。

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