トキ鉄、くま川鉄道支援へ一役 復旧祈念グッズを販売

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くま川鉄道を支援するため、えちごトキめき鉄道が販売している切符セットと石の缶詰

 7月の豪雨で大きな被害を受けた熊本県の球磨(くま)川沿いを走る第三セクター「くま川鉄道」を応援しようと、新潟県上越市のえちごトキめき鉄道が復旧祈念グッズを販売している。くま川鉄道の写真を使った切符セットと、同鉄道の線路の石を入れた缶詰の2本立てで、息の長い支援につなげる考えだ。

 くま川鉄道は豪雨で橋が流失し、車両が浸水するなどして運行再開のめどが立っていない。収益確保につながるグッズの販売なども困難な状況が続いている。

 こうした事態を受け、トキ鉄がグッズの企画や販売を代行し、消費税や手数料を除いた売り上げの全額を寄付することを申し出た。

 「復旧祈念きっぷセット」は3千円。被災の様子や沿線の風景の写真を付けた190円分の入場券14枚と、縁起の良い駅名の「新鶴羽(しんつるば)」発「おかどめ幸福」行きの乗車券(340円)を1セットとした。大雨特別警報が発令された7月4日の日付を印字しており、実際に使うことはできない。

 石の缶詰は550円。くま川鉄道の永江友二社長が線路から集めた石をトキ鉄に送り、6月に発売約10日で完売した二本木駅(上越市中郷区)の石などと同様に缶詰めにした。

 トキ鉄販売課は「三セクは経営が苦しい分、結束も強い。各社ができることをやり復旧への大きな力にできればいい」としている。

 いずれもインターネット通販サイト「Yahoo!(ヤフー)ショッピング」内のトキ鉄公式ショップで購入できる(別途送料が必要)。トキ鉄のイベントでの販売も予定している。