四十万愛、クイズで育む 金沢の育友会、子ども向けに動画

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 来年3月の公民館の新設開館を控え、四十万(しじま)校下について知ってもらおうと、四十万小の保護者でつくる育友会が、地域の名物をクイズ形式で学べる動画の制作を始めた。子どもたちに、新興住宅地が広がる地域への「四十万愛」を育ててもらおうと企画した。動画はバラエティー番組を模したスタイルで、同校教員や町会関係者、お笑いコンビ「ぶんぶんボウル」などが出演する。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、四十万小育友会が毎年秋に開いている児童向けのイベントが中止になったため、子どもたちが楽しめるような企画を考案することにした。地区にはこれまで、住民の拠点となる施設がなく、公民館開館を機に地域の一体感を深めようと、育友会メンバーがクイズ形式の動画を思い付いた。

 動画はTBS系のバラエティー番組「世界ふしぎ発見!」を模した「クイズフェスティバル2020」で、「ぶんぶんボウル」が司会、四十万小教員や保護者が「リポーター」を務める。

 建設中の四十万公民館や校下発祥のニュースポーツ「グランドヤード」の練習会場などを訪れ、関係者が児童に問い掛ける。動画の撮影は今月始めから本格化し、約20分の動画に仕立て、10月に児童向けに限定配信する。

 育友会の中田明秀さん(39)は「クイズをきっかけに子どもたちに今以上に四十万への理解を深めてもらいたい」と期待を込め、四十万小の森田圭一教頭も「動画を見て、地元の人とつながるきっかけになってほしい」と喜んだ。