バスケの技に挑戦しよう! 松園財団がオンラインで企画 田中大貴や永田萌絵ら協力

優秀者にサイン入りグッズなどの賞品を贈る長崎県出身の田中(左)と永田。ともに本年度の日本代表候補に選ばれている

 松園尚己記念財団(松園和子理事長)は8月下旬から、中高生を対象にオンラインでバスケットボールの技術などを競うチャレンジ企画を実施する。コロナ禍で活躍の場を失った中高生に、自らのプレーを披露してもらうのが目的。優秀者には東京五輪代表候補の田中大貴(A東京、雲仙市出身)や永田萌絵(トヨタ自動車、佐世保市出身)のサイン入りグッズや、Bリーグ観戦チケットなどが贈られる。
 タイトルは「TREASURE’20 ONLINE BASKET CHALLENGE CUP NAGASAKI」。内容は(1)個人でボールハンドリング、ドリブル、シュートを組み合わせた課題のタイムを競う「パーソナル・チャレンジ」(2)3人1組で制限時間内にシュートを決めた点数を競う「チーム・チャレンジ」(3)個人でボールを使った8秒間の自由なパフォーマンスで競う「ダンデライオン・チャレンジ」の3種類。
 各課題やデモンストレーション、規定は同財団のホームページからYouTubeで確認できる。10日現在、永田をはじめ、トヨタ自動車のメンバーの「お手本動画」を公開中。今後、田中や元女子日本代表の吉田亜沙美らの動画も順次公開される。
 対象は県内在住、出身の中高生で、31日までに同財団ホームページの専用フォームからエントリーが必要。その後、メールで動画送信先のLINE(ライン)アカウントが案内され、29日から9月10日まで投稿できる。
 審査を担当するのは、今回のチャレンジ内容を考案したトヨタ自動車の大神雄子コーチら。9月末ごろ、YouTubeで結果発表して、メモリアル動画を公開する。永田は「自分のスキルアップにつなげる機会にしてほしい。一緒に心からバスケットを楽しみましょう」と多数の参加を呼び掛けている。
 詳細は同財団のホームページへ。

大神コーチによるチャレンジ内容の解説動画(YouTubeから)

© 株式会社長崎新聞社