インディアンス クレビンジャーもプロトコル違反が発覚

インディアンスは、先発右腕のマイク・クレビンジャーが球団が定めた新型コロナウイルス感染防止のためのプロトコルに違反し、チームから隔離されていることを発表した。同じく先発右腕のザック・プリーサックがプロトコル違反により遠征先のシカゴから自宅へ強制送還されたばかりであり、インディアンスは先発投手を2人欠いた状態で今後の数日間を戦わなければならなくなった。

インディアンスは、新型コロナウイルスの感染を防止するため、遠征先での選手やスタッフの行動に制限を設けている。ところが、プリーサックはシカゴで友人と会っていたことが発覚し、自宅へ強制送還。安全が確認されるまでチームから隔離されることになった。

それに加え、日本時間8月11日にはクレビンジャーのプロトコル違反も発覚。インディアンスは、その期間については明らかにしていないものの、クレビンジャーをチームから隔離し、安全にチームに合流できるよう検査を受けさせることを発表した。クレビンジャーは日本時間8月12日に本拠地プログレッシブ・フィールドでのカブス戦に先発する予定だったが、クレビンジャーに代わってアダム・プルッコが先発予定となっている。

インディアンスはこの件について「本日、我々はマイク・クレビンジャーが直近のシカゴへの遠征の際に球団が定めたプロトコルに違反していたことを把握しました。彼はチームから隔離するよう指示を受けており、検査を受ける予定となっています。火曜日の夜(現地時間)のカブス戦には、彼に代わってアダム・プルッコが先発します。クリーブランド・インディアンスは今後も、選手やコーチ、スタッフの健康と安全を最優先に考えていきます」とのコメントを発表している。

現在29歳のクレビンジャーは昨季まで3年連続12勝以上を挙げている主力投手で、今季はここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率3.24をマーク。一方、プリーサックはメジャー2年目を迎えた25歳の若手投手で、今季はここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率1.29の好成績を残している。

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