初挑戦の役と演出で新境地開拓が期待される坂口健太郎

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俳優の坂口健太郎が、女優・柴咲コウが主演する10月スタートの日本テレビ系ドラマ「35歳の少女」に出演する。

同ドラマは、人気脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品。記事によると、不慮の事故で長い眠りについていた10歳の少女・望美が25年ぶりに目覚め、「心は10歳、体は35歳」の少女として、すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも成長していく姿を描くという。

坂口が演じるのは、望美(柴咲)の小学校のクラスメイトで、初恋相手だった広瀬結人。結人は成長して教師となるも、ある事件をきっかけに退職。望美との再会で、無頼漢な自分を見直していくという役どころ。

坂口といえば、これまで好青年や正義感の強い役を演じてきた印象が強いが、今回は従来のイメージから一転して“悪キャラ”に挑戦する。

「遊川氏の作品は初めてで、柴咲とも初共演。遊川氏といえば、時に役者にとって刺激的過ぎる演出を求め、役者とバチバチになることも知られている。坂口にとって初めての役柄ということもあり、今作でどんな“科学反応”が起こるかが注目される」(テレビ誌記者)

2010年、19歳の時に自ら応募した第25回「MEN'S NON-NO モデルオーディション」に合格しモデル活動をスタートさせた。15年にTBS系ドラマ「コウノドリ」で連続ドラマ初出演。16年公開の映画「64-ロクヨン-前編/後編」で「第40回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞。18年にフジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」で連続ドラマ初主演を果たした。

今年はすでに公開された映画「仮面病棟」で主演をつとめた。そして、17年1月期に日本テレビ系で放送されレギュラー出演していたドラマ「東京タラレバ娘」の10月放送予定のスペシャル版「東京タラレバ娘2020」に出演する。

モデルから俳優に転身した“勝ち組”だけに、さらなる活躍が期待される。

参考ツイッター

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