長野県内で『2つの会食クラスター』 1次会、2次会で発生 カラオケの利用も… 首都圏からの来訪者も参加

長野県内で新型コロナウイルスの感染者が、新たに2人確認されました。同じ日の1次会と2次会の店で感染が確認され、県は2カ所でクラスターが発生したとしています。

飲食店でクラスター発生

感染が確認されたのは大町市の20代の女性会社員と、50代の男性自営業です。いずれも9日に感染が確認された4人の行動歴の調査でわかりました。

その中で、1次会と2次会の2カ所の飲食店でクラスターが確認されました。

今月3日、9日に感染が確認された同僚4人全員が首都圏からの4人と会食しました。首都圏の1人の感染が確認されたため、県は、5人が感染したクラスターとしています。

続いて、同僚2人と首都圏の2人が2次会でカラオケのある飲食店を利用しました。きょう判明した大町市の20代の女性は、10日確認された安曇野市の40代女性と共にこの店の従業員でした。また、50代の男性は同席はしていないものの、この店を利用していました。首都圏の1人も合わせて県は1カ所で6人が感染したクラスターと発表しました。

県は、異なる2つの店でクラスターが発生したとしましたが、個室を使うなどの状況から、不特定多数に感染が広がる可能性は低いとしています。

これで県内のクラスター発生は4例となりました。

県内の感染者は134人になりました。

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