お盆は自宅で富山気分 東京「日本橋とやま館」売り上げ増

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買い物客でにぎわう日本橋とやま館=東京・日本橋

■移動自粛影響か

 東京都内にある県のアンテナショップ「日本橋とやま館」の8月の売り上げが、前年並みに回復している。同店は、新型コロナウイルス感染防止に向けた外出自粛で、売り上げが激減していた。担当者は「帰省や旅行を自粛する人が来ている」とみており、特産品で「富山気分」を味わいたいという人が多いようだ。

 県の特産品を扱う日本橋とやま館は、緊急事態宣言が出された4月上旬から5月末まで休館した。再開後も客足は戻らず、売り上げは6月が前年比2割強、7月は6割強にとどまった。

 だが、8月は例年より多かった前年と同じ水準で推移。荻浦明希子館長は「(新型コロナ感染の再拡大で)帰省や旅行が難しい中、古里を感じたり、各地の味を楽しんだりしたい人が来ている」とみる。

 11日に訪れた滑川市出身で川崎市在住の水野江利子さんは、お盆の帰省を諦めたといい「魚を食べたいので昆布締めを買って帰りたい」と見て回っていた。