『乗りものニュース』名物記者の客船スクープ「巨大フェリーの“動くヒレ”」

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「さんふらわあ きりしま」は大阪港と鹿児島県の志布志港間に就航

乗りものに関する、気になる情報や最新ニュースが満載のウェブサイト『乗りものニュース』。各乗りもの担当の名物記者たちが、心に残る記事を語った。今回は、フェリーだ。

●該当記事/
《陸に上がった巨大フェリー「さんふらわあ きりしま」 水面下には「動くヒレ」があった》

巨大なフェリーの水面下の部分は、どうなっているのか? メンテナンスのためドック入りした「さんふらわあ きりしま」の姿を取材した。

入ったのは、JMU因島工場にある3つのドックのうち、もっとも巨大な3号ドック。水のないドックに、全長19m、幅27m、1万3500総トンの船が、陸に上がったクジラのように置かれた。船体下部には、巨大な “ひれ” が!

「水面下で見えませんが、そこに船体の揺れを防ぐハイテク技術が導入されていることなどを記事化しました。じつは、船の船底部分には機密事項も多く、記事にできなかったことも、いくつかあります」(『乗りものニュース』恵知仁編集長)

冒頭の写真で、手前に見えるひれが「フィンスタビライザー」。奥にあるひれが「ビルジキール」。ともに、航行中の横揺れを抑えるためのものだ。

スクリューは、プロペラが2つ重なっている「二重反転プロペラ」を採用。船首側のプロペラをエンジンの力で駆動し、その水流を受けて、船尾側のプロペラが船首側とは逆の方向に回転することで、高い推進力を効率的に得られる仕組みだ。

画像提供・乗りものニュース編集部

(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)