高見大司教からメッセージ 米大学、ユーチューブで公開

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 被爆75年に合わせ、米ワシントンのカトリック系大学、ジョージタウン大などは今月、米国内の信者らに向けたカトリック長崎大司教区の高見三明大司教の平和祈念メッセージを、動画配信サイト「ユーチューブ」で公開した。
 同大などは10月、核問題をテーマに日米の大学によるオンライン上のイベントや講演会を予定。これに向けた一環として、高見氏や米の司教のメッセージを約30分間の動画にまとめ、3日公開した。
 動画のタイトルは「Catholics Commemorate 75Years after Hiroshima and Nagasaki」。長崎平和特派員で米ノースウェスタン大の宮崎広和教授が訳文作成などに当たった。
 高見氏は日本語で10分ほどの動画を寄せており、英文の字幕付き。長崎原爆で多数の信者が犠牲となったことや、自身が胎内被爆者であることなどを紹介。戦後2度のローマ教皇来日などにも触れ、「平和のために武器が必要との考えを保持する限り、核軍備縮小さえ難しい。日米が本当の意味で和解し、核兵器廃絶のために協力を」と呼び掛けている。