ニュージーランド、102日ぶり市中感染 最大都市をロックダウン

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ニュージーランドで11日、新型コロナウイルスの市中感染が102日ぶりに確認された。新規感染者4人が見つかった最大都市オークランドでは、再びロックダウン(都市封鎖)が実施された。

新規感染者4人は全員、同じ世帯の家族。最近旅行した人はいないという。当局は接触者の追跡を進めている。

ニュージーランドは新型ウイルスの感染症COVID-19への対応で成功してきたとして、国際的に高く評価されていた。2月に最初の感染者が確認されて以降、これまでに確認された感染者は1220人、死者は22人にとどまっている。同国の人口は480万人超。

オークランド(人口約160万人)のロックダウンは、12日から3日間にわたり続く。住民は自宅にとどまるよう求められ、大規模の集会は禁止される。必要不可欠な店舗は閉店になる。

国内の他の地域でも、社会的距離の制限などが再導入される。


実質的に根絶していたが

ニュージーランドは、市中感染が100日以上確認されていなかった数少ない国の1つだった。

11日時点で確認されていた感染者22人は全員、海外からの帰国者で、施設で隔離されていた。

政府は3月にロックダウンを実施したが、その後ほぼ全面的に解除していた。

早期のロックダウン、厳格な入国規制、効果的な保健メッセージの発信、積極的な検査と追跡が、同国での実質的な新型ウイルス根絶に役立ったと評価されてきた。

「準備はできている」

ジャシンダ・アーダーン首相はこの日の記者会見で、「これは私たちが準備をしてきた事態だ」と説明。ニュージーランドの4段階の警戒システムで、オークランドは「予防的アプローチ」としてレベル3に、それ以外の地域はレベル2にそれぞれ引き上げたと発表した。


「(市中感染ゼロが)102日間続き、ニュージーランドは困難な状況を脱したと思うのは簡単だった。再増加がこれほど長く起きなかった国は他にない。私たちが唯一だったからこそ、計画する必要があった。すでに対策はできている」

保健局のアシュリー・ブルームフィールド長官は、「感染者は他にもいるだろう」、「できるだけ早く他の感染者を見つけ、接触者を特定し、あるいは隔離をしたい」と述べた。

アーダーン首相とオークランドのフィル・ゴフ市長は、ロックダウン前にあわててスーパーで買い物をする必要はないと訴えた。

しかし、11日夜には同市内のスーパーに買い物客の列ができた。ツイッターに投稿された動画には、スーパーの入り口で警備員が入店を制限しようとする中、買い物客が次々と店内に入る様子が映っている。


ニュージーランドは世界保健機関(WHO)から、「市中伝染の根絶に成功した」例としてたたえられていた。

新型ウイルスを早期に抑制したとされた国は他にもあるが、経済に打撃を与えたロックダウンを解除した後に、再び感染の増加がみられている。

ヴェトナムは7月まで、市中感染ゼロが99日続いた。しかし、沿岸部ダナンで57歳男性の感染が確認され、7月末には同地は感染拡大の中心地に。同国で初の死者も出た。

オーストラリアでも感染者の再増加が発生。ニューサウスウェールズ州とヴィクトリア州では、厳しいロックダウンが実施されている。


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(英語記事 New Zealand records first virus cases in 102 days