【転職履歴書の書き方】志望動機文例シチュエーション別

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転職履歴書の書き方は、新卒と同じだとNG

転職履歴書の志望動機は、新卒と同じことを書いていてはあまり良い印象を与えません。それは、新卒者と転職者では企業側の「求める要素」が違うからです。

新卒者は学校を卒業したばかりで何の社会経験も積んでいないため、採用時点で新卒者への高いポテンシャルを求める企業はほとんどありません。

そのため、新卒者の志望動機には、企業理念への「共感」や、企業や社員への「感銘」を受けた経験、企業の商品やサービスに対して「消費者としてファン」などが多くみられます。これらに共通しているのは、経験値が一切必要無いということです。

一方、転職希望者に求めているのは、「高い経験値」です。

そのため、経験談を絡めて転職理由を説明する必要があるのです。高い経験値を自己アピールしながら、現職ではできなかったことを掲げ、それを実行できるのは転職先であるとするのが、転職希望者の志望動機の基本形です。

基本的な流れは、次の通りです。

「私はこれまでこういった業務を通じて、こういったことを経験した(自己アピール)。それによって、○○であると実感するようになった。それで☆☆という御社の魅力を知った。経験を生かして転職したい」

転職履歴書の志望動機文例シチュエーション別

転職履歴書の志望動機文例をシチュエーション別に紹介します。

  • ★〇〇生命保険で6年間営業職を経験しました。

保険を販売するだけではなく、お客さまのライフプランを共に考えた結果、6位の年間契約数を達成することに成功した一方で、よりお客さまに寄り添った提案をしていきたいと感じることが増えております。

〇〇様にお会いした際「お客さまのことを第一に考え、不要な提案は決してしない」という貴社の営業スタイルを伺いました。深く共感し、今回、貴社を志望しております。

  • ★建築会社〇〇の設計部門で戸建住宅の設計に7年勤務し、5年前より設計主任をしております。

しかし、施工は子会社へ委託しているため、プランニングから一貫して手がけたいという思いが強まり転職を希望した次第です。

貴社では、営業と設計、施工管理が1チームとなって、一貫して案件を手がけると伺いました。私も経験を生かしつつ、チームの一員として業務に励みたいと考えております。

  • ★現職では株式会社〇〇で販売促進に4年間従事し、〇〇キャンペーンを成功させてきました。業務に携わる過程で、企業は人であると実感するに至りました。

貴社の〇〇様より貴社の人を第一に考え、形骸化することなく活用されている人材登用システムに感銘を受け、志望するに至りました。

  • ★〇〇会社の総務職では3年間オフィス環境の改善に貢献し、4営業所の設立に関わることで、職場環境が人に与える影響について経験を積んできました。

高齢化による介護事業の重要性から介護職への転職を考えていた際、貴社が介護事業と保育事業を隣接施設で展開し、コミュニティースペースを設けていることを知りました。

生活環境が人に与える影響は大きく、私も経験を生かし貢献したいと考えるに至り志望します。

転職履歴書の志望動機を充実させよう

転職履歴書の志望動機について、新卒者との違いを説明しました。

転職希望者は新卒者とは違い、経験(自己アピール)に基づく転職理由が必要です。

同職種と異職種の転職例文を4つ紹介しましたので、これらを参考に、スムーズに転職履歴書を作成してください。

監修者:荒瀬正和
国家資格キャリアコンサルタント 、産業カウンセラー、交流分析士インストラクター