みんなは10万円給付金を何に使ってる? 「いつの間にか使っちゃった・・」を防ぐ、おすすめの使い方とは

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使い道は「消費や支払い」が多く、女性は「貯蓄」も多い

マイボイスコム株式会社が2020年6月1日~5日に実施した特別定額給付金に関する調査で、給付金をどのように使ったか、または使うかを聞いたところ、「消費や支払い」が76.9%と圧倒的に多く、続いて「貯蓄」が28.8%、「寄付」が3.8%でした。「貯蓄」については、10~30代の女性では各5割弱という結果になっています。

全体の8割近くを占める「消費や支払い」は、何かに使う、何かを買うという意味ですが、具体的な内容としては「普段の食費、水道・光熱費、家賃、ローン、医療費など」が39.7%、「趣味や娯楽、交際費、健康・美容など」「余裕ができたら購入・利用したいと思っていたもの」がそれぞれ3割弱でした。

中には「買いたいけど買うことに踏み切れなかった大型家電を買いたいと考えています。」(男性44歳)、「半分は今後のために貯蓄して蓄えておきたい。半分は自粛期間中に痛手を受けている観光産業に費やしたいと考えています。」(女性38歳)、「医療系などで忙しくしている友人へのプレゼント。」(女性33歳)
といった声もありました。

もちろん受け取ったお金を何に使うかは個人の自由ですが、こういった臨時収入は「一生懸命働いて稼いだ」という実感が無いためか、何に使ったのか分からないうちに無くなったり、結果的に無駄遣いをしてしまった、ということが起こりがちではないでしょうか。後で後悔しないために、使い道についてしっかり考えたり、計画を立てることが大切です。

生活費とは別に管理する

今回の特別定額給付金に限りませんが、臨時収入を普段の生活費などと区別をつけずに管理すると、いつの間にか無くなってしまう原因になります。

給付金の振込先が生活費の口座であっても、頻繁に使わない口座に移したり、あるいは一時的に現金で管理するなど、普段のお金と別々に管理することは簡単なことですが意外と重要です。

おすすめの使い方

給付金の使い道については、すぐに生活のための必要経費の支払いがあれば、もちろんそれが最優先でしょう。
最も避けたいのはギャンブルや必要以上に贅沢をするなどの無駄遣いで、それ以外はどんな使い方をしても自由だと思いますが、まだよく決まっていないという方は、次のような使い道を検討してみてはどうでしょうか。

1. 地元のお店で買い物や外食をする、地元の観光地へ赴く

将来のための貯金も必要ですが、観光産業や外食産業を中心に全体的に冷え込んでいる日本の経済を上向きにするという意味で、積極的に「使う」ことを意識してもいいかもしれません。

例えば、コロナ禍で客足の減った商店街やお店を応援するために、感染にじゅうぶん気をつけながら積極的に地元のレストランやお店を利用する、あるいは状況が許せば休日に地元の観光地を訪れるレジャー費にあてるというのはどうでしょうか。

2. 投資を始めるきっかけにする

これまで投資をしたことがない人は、今回の10万円を投資デビューのきっかけにするという手もあります。最近は100円程度の少額から積立可能な投資信託なども登場していますが、10万円という金額は「いつか資金が溜まったら投資を始めよう」と考えていた人にとっては、ある程度まとまった資金になるのではないでしょうか。

もちろん、どんな商品でも投資である以上は必ずリスクはあり、決して誰もが「投資をしなくてはならない」ということではありません。まずはこれを機会にお金や投資の勉強を始めてみて、その上で投資はしないと考えるならばそれも正しい判断だと思います。

ある程度の知識をつけて納得し、投資を始めてみようと思ったら、投資での利益に通常はかかる約20%の税金がなく、将来に備えることもできる「iDeCo」や「つみたてNISA」などが初心者も始めやすくおすすめです。

3. 子どもの教育費や習い事

お子さんがいらっしゃる方は、特に本人名義の給付金分に関しては、お子さんのために使うのもいいと思います。

教育費にプラスしたり、習い事を始めるきっかけとして、1人あたり10万円あれば選択肢が広がりますし、お子さんの将来に役立つお金となれば充実感も大きいのではないでしょうか。

まとめ

今回は特別定額給付金の管理や使い方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
まずは使い道をよく検討し、ご自身やご家族にとって有意義な使い方ができるように努めたいですね。

参考
PR TIMES 【特別定額給付金に関するアンケート調査】受給済・受給予定者のうち、使い道を決めている人は3割強。「消費や支払い」に使う人が、使い道を決めた人・検討中の人の8割弱、「貯蓄」3割弱、「寄付」4%

執筆者:藤丸史果
ファイナンシャルプランナー