パーソナルトレーナー・三浦香織が自身に課す“セブンルール”「黒子として必要とされる存在に」

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視聴者が“今最も見たい女性”に密着し、自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、人生観を映し出す新感覚ドキュメント『7RULES(セブンルール)』。

8月11日(火)放送回では、パーソナルトレーナー・三浦香織に密着。10年前に自身が立ち上げの一端を担った、東京・西麻布のパーソナルトレーニングジム「デポルターレクラブ」 で、およそ50人にマンツーマンで肉体改造や食事指導を行なっている。

著名人からも絶大な支持を得て、多忙な毎日を送る彼女。十人十色の肉体と向き合い、美しい体と心へ導く三浦香織のセブンルールとは。

ルール①:1度のトレーニングで10回以上褒める

三浦の指導風景を見ると、トレーニングする客に対し「安定感抜群」「素晴らしいですね」と、積極的に声をかけている。同様に「いいですね」「素晴らしい」と褒められた男性客は、「(褒め言葉に)のせられてやっちゃうんだよな。『素晴らしい』なんて普段言われないでしょ」とはにかんだ。

1回約90分のトレーニングの間に、10回は褒めるポイントを作るという彼女。「基本的に、トレーニングはできればやりたくないものだと思うので、できるだけそこに『やりたいな』と思えるような状態をつくりたい」と、その理由を明かした。

ルール②:週末はドリカムを聴きながらランニング

オープン2時間前の朝7時、誰もいないジムで自主トレーニングをするのが、彼女の日課だ。仕事の合間には、栄養学や生理学の本を読み、自らの体と知識のレベルアップにも余念がない。

茨城県に生まれ、小学生の頃からバスケットボール一筋で育った彼女。大学時代、スランプに陥った時、コーチの個人指導を受け成長できたことがきっかけで、パーソナルトレーナーを目指すように。

しかし当時、トレーナーに認知度は低く、女性トレーナーの数も少なかった。そんな時代、信頼を得るには、自分自身を高めるしかなかった。「なめられたくなくて、私にもできるんだってところを見せたかった」と、振り返る。

そんなストイックな彼女だが、「できることなら、簡単に体改造できたらいいなと思います」と、本音を漏らす。一週間を多忙に過ごし、疲れが出てくる週末、ランニングのお供に欠かせないのが、ドリカムの音楽。

コンサート映像を見ながら「吉田美和さんもめちゃくちゃ走ってる。それで頑張ろう」と話しながら、ランニングマシンで走り続けていた。

ルール③:女性は必ず背面を鍛える

元・宝塚雪組トップスターの音月桂は、三浦のトレーニングを「まあまあスパルタ」と評する。そんな音月には、背中周りのトレーニングを指導。さらに他の女性も、背面のトレーニング。

女性客は特に背中を鍛えるようにしているのには、ワケがある。背中がしっかりとしゃんとしていると、年齢的にも非常に若々しく見えるのだそう。

メイクやファッションで主にチェックするのは前面。一方で背面は、意識がまわらないことが多く、最近はスマホの影響もあり、どうしても猫背になってしまいがち。三浦の目指す“健康美”には、常に背面がセットになってくるという。

ルール④:週1で鍼灸、月1で整体へ

1日に7人を担当することもあるという彼女。多忙なスケジュールをこなしながら、月に1度向かうのが、1年前からお世話になっているという整体院だ。

さらに、仕事の合間を縫って、週に1度、資格を持つスタッフの鍼灸治療を受けている。治療は、悪くなってから受けるのではなく、自覚をする前の、定期的な体のメンテナンスを欠かさない。

「こちらが崩れていると、色んなコンディションの方の状態に対応できないんじゃないかと思っていて。それぞれの道のプロの方々と接することがすごく多いので、『プロとプロがぶつかっていく』ように、より良いものを作っていけるようにしておきたい」と話した。

ルール⑤:人から勧められたものは1回試す

昔からチョコが好きだという彼女。周囲にオススメされて食べて以来のイチオシだという、カカオ70%のチョコレートを、番組スタッフにおすそ分け。入浴時には、こちらもオススメされたという「エプソムソルト」を愛用。トレーニング中に履いている5本指の靴も、お客さんから勧められたもの。

体にプラスになることを聞けば、とにかく1度試してみるという。彼女が担当する客の中には、健康意識の高い人が多い。彼らの助言を素直に聞き入れ、勧められたものは実際に体験し、良いものを伝えていくようにしているという。

その素直さと行動力が、彼女を絶えず成長させている。

ルール⑥:お客さんのファンになる

仕事を終えると、担当客のインスタグラムをチェック。怪我をしていてトレーニングに通うことのできない客へ、足の具合をうかがうと同時に、インスタグラムの投稿に関する簡単なコメントをメールする。

そして、三浦の担当客の1人であるイモトアヤコのラジオを聞きながら帰宅。普段あまりテレビは見ないが、自身が担当する客の出ている番組だけは、欠かさずチェックする。

その対象は、著名人に限らない。いわゆる“一般人”でも、SNSをマメにチェックし、反応するようにしているのだとか。

「舞台を観に来てくれるので、その時にちょっと動きが鈍いなってところを、重点的に鍛えてもらったりしている」と、音月は話す。相手を知ることで、より満足させることができるのだ。

多くの顧客から絶大な信頼を得る彼女だが、親身に対応するあまり、客に依存されてしまった過去があることを明かした。それ以来、客の情報は“把握”にとどめ、距離感を大事にしているのだという。

ルール⑦:いつも1人目のトレーニングのつもりで

ある日はニューヨークに住む担当客とリモートでトレーニング。今年からオンライントレーニングも始まり、多い日は朝から夜まで、レッスンはほぼ休みなく続くが、ラストの夜間レッスンを終えるまで、彼女の力強いカウントと笑顔の絶えないトレーニングは続く。

自分にとっては6人目、7人目だとしても、来る側にしてみたら、1日の初めてのトレーニング。常に1人目の気持ちで、同じサービスを出すことを心がけているという。

そんな彼女のトレーニングを受ける人たちは、「こっちが機嫌悪くても、彼女に引っ張られて、結局僕のコンディションを整えて帰らされる」「このジムを嫌な気持ちで出たことは1回もない」「トレーニングが終わった頃にはすごいポジティブな気持ちになれる。『来てよかった』って」と、彼女の明るさを、口を揃えて絶賛する。

「お客さんには、辛い思いしかさせていないのに、そんなに感謝までしていただいて、すごくないですか?」と笑う彼女。

バスケットボールをやっていた当時は、自分がどれだけ良いパフォーマンスをするかが大事だった。今は、自分が関わった相手が、いかにキラキラしていくか、より充実した毎日を過ごせるかが大事だという。

あくまで主役はサポートする相手。自分ではなく、誰かのための努力を惜しまない彼女は、“最高の黒子”となって人を輝かせ続ける。

※記事内、敬称略

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次回、8月18日(火)の『7RULES(セブンルール)』は、竹下製菓の5代目社長・竹下真由に密着。九州で50年以上愛されるご当地アイスの歴史を受け継ぐ、彼女の7つのルールとは。