千葉雄大と門脇麦が世界の“夢の本屋”を紹介

千葉雄大と門脇麦が出演する、ドラマ+紀行「夢の本屋をめぐる冒険」(午後10:45)が、NHK総合で8月18・19日の2夜連続で放送される。

おこもり生活で、あらためてその魅力が見直された「読書」。番組では、千葉と門脇演じる、街の小さな本屋で働く「バイトさん」と「店長」が、潰れそうな書店の再生策をめぐって、丁々発止のやりとりを展開。2人のユーモアあふれるドラマを中心に、世界の「夢のようにすてきな本屋」を探訪。本と本屋の魅力を再発見する異色の番組だ。

18日の第1話は「フランス編」。世界中の読書家や作家たちを魅了するパリの由緒ある書店「シェイクスピア・アンド・カンパニー」を探訪。続く、19日の第2話は「中国編」として、世界で最も美しい書店にも選ばれた「先鋒書店」を訪れる。「本が大好き」という千葉と門脇による素のトークも楽しめる不思議な演出が魅力で、こだわりに満ちた憧れの書店に秘められた物語を、美しい映像とともに楽しむことができる。

ドラマの舞台は、めったに客の訪れない小さな街の本屋さん。今日もバイトさんと店長が、店の方針をめぐってひともんちゃく。ジャンルも年代も言語もばらばらな個性的すぎるラインアップは、ちょっぴり偏った志向を持つ店長が選んだもの。そんな店長の暴走に巻き込まれながらも、しっかりとお店を支えるバイトさん。2人はお店の再建に頭を悩ませるが、そんな最中に見つけたのは、店長の亡きおばあちゃん(大方斐紗子)が残した「夢の本屋」についての記録。そこには、海外の魅力的な店について紹介されていて…。果たして2人が見つけた答えとは?

千葉は「ドラマパートでは役者として芝居をして、VTRを見てのトークパートは素の自分として出演して楽しかったですね。登場した本屋さんに行くためだけにその街に旅行したくなるくらい全部の本屋さんがすてきでした!」と感想を語り、「視聴者の皆さんにも『あらためて街の本屋ってすてきだな。大事にしたいな』って思ってもらえたらうれしいですね」とメッセージを寄せる。

「世界の本屋さんをめぐる番組! なんてすてきな企画!!」と感嘆する門脇は、「本もネットですぐに買えてしまう時代ですが、本屋さんに行かないと過ごせない時間、出合えない作品がたくさんあるということをあらためて考え直す良い時間になりました。明日本屋さん行こう! そんなふうに思っていただける番組になっていますように」と期待を込めている。

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