ヤンキース・ジャッジ 下半身の張りでスタメン外れる

アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が日本時間8月13日のブレーブス戦(田中将大が先発)のスタメンから外れた。アーロン・ブーン監督によると、ジャッジは下半身に張りがあり、治療を受けているという。ジャッジは前日の試合で今季9号アーチを放ったものの、6回裏の打席で代打を送られ、途中交代していた。

ブーンはジャッジが先週レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで4試合をプレーしたことの影響を受けている可能性を示唆した。トロピカーナ・フィールドはメジャーで数少ない人工芝の球場である。ブーンによると、ジャッジ自身はプレーしたがっていたが、大事を取って休ませることにしたようだ。

下半身の具体的な箇所について尋ねられたブーンは、臀部、ふくらはぎ、ハムストリングなど複数の部位を挙げた。「タンパでの3日間で4試合をプレーしたことが影響していると思う」とブーン。明日は試合がなく、明後日から始まる宿敵・レッドソックスとの4連戦を万全の状態で迎えさせるためにジャッジをスタメンから外すことを決断した。

ジャッジは今季ここまで両リーグ最多の9本塁打、同1位の長打率.758をマークし、20打点もチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)と並んで同最多タイ。チームの全17試合に出場し、打率.290、OPS1.101という好成績を残していた。開幕2週目には自身初の5試合連続本塁打を記録し、週間MVPも受賞している。

ブーンは日本時間8月15日から始まるレッドソックス4連戦でジャッジがスタメンに復帰できると信じている。ジャンカルロ・スタントンの離脱によって打線は少なからずパワーダウンを強いられているだけに、指揮官はジャッジのコンディションに大きな問題がないことを願っていることだろう。

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