『FGO』無課金プレイヤーは夏のガチャを乗り切れるのか? 聖晶石「329個」で、まずは“術アルトリア”に挑戦─引けても引けなくても“玉藻の前”は死なない!

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『FGO』無課金プレイヤーは夏のガチャを乗り切れるのか? 聖晶石「329個」で、まずは“術アルトリア”に挑戦─引けても引けなくても“玉藻の前”は死なない!

『Fate/Grand Order』(以下、FGO)の夏が、今年もやって来ました! 夏イベントの開催は中旬となりますが、聖晶石や呼符を始め、様々なゲーム内アイテムがもらえるキャンペーンや、育成を助けてくれる施策などがスタート。いち早く、盛り上がりを見せています。

そして今話題となっているのは、5周年記念として実装された新サーヴァント「★5(SSR)アルトリア・キャスター」。アルトリアがいよいよキャスター枠にも進出し、これで基本7クラスの制覇を成し遂げました。

彼女自身の人気ぶりも話題のひとつですが、その性能面も見逃せません。大量にNPを配り、強力なバフも所持。また宝具では、無敵貫通を無視する効果を持つ「対粛正防御状態」を付与するなど、かなり頼もしいキャスターです。

そのため多くの方が「アルトリア・キャスター」の獲得を目指し、SNSでは入手した喜びや召喚できなかった嘆きなど、悲喜こもごもの声が上がっています。もちろん筆者も、彼女をお迎えしたいユーザーのひとり。幸い手元には、ある程度の聖晶石があります──が、安易に投じるわけにもいきません。

筆者は『FGO』のプレイに関して、課金コンテンツを使わずに遊ぶ、いわゆる「無課金プレイ」を通しています。書籍や関連グッズなどの購入を持って代わりとし、プレイそのものは全てゲーム内で獲得できるアイテムだけでやりくりする、ちょっとした縛りプレイ状態です。

無課金プレイにおける聖晶石は、限りのある貴重なアイテム。「アルトリア・キャスター」はとても欲しいのですが、8月は水着サーヴァントも大挙する季節。ここで使い切っては、残りのガチャを歯噛みしながら眺める羽目になってしまいます。

限られた聖晶石と、次々にやってくる魅力的なガチャ。果たして一無課金プレイヤーは、この2020年の夏を無事に乗り切れるのか否か。その経緯と結果を、脚色など一切なしで随時お伝えしたいと思います。

まずは、「アルトリア・キャスター」を狙って「5周年記念ピックアップ召喚」に挑んだ結果を、ご覧あれ!

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手元にあるのは「聖晶石430個+呼符11枚」、挑むは水着ガチャPU1、いざ尋常に・・・勝負!

聖晶石358個分を握りしめ、水着ガチャPU2に全力! 残った石の数は果たして・・・

88連★4★5サーヴァントなし&聖晶石0個から「水着ガチャPU2」リベンジに挑戦!“Λ”は果たしてドSなのか・・・

いざチャレンジ・・・の前に、かき集めた聖晶石のご報告

ですがチャレンジの前に、まずはかき集めた聖晶石の確認から。この日のためにプレゼントボックスにしまい込んでいた聖晶石を引っ張り出します。通算ログインボーナスも2回分ほど貯めておいたので、それなりの数になるはず。

さらに、こちらも貯めておいた分&追加分のエクストラミッション報酬も受領。後輩の視線がやや冷ややかな気がするのは、ただの思い込みでしょうか。だ、大丈夫、次こそ勝つから!

実は、今年の筆者のガチャ運はかなり低迷しており、2月に清少納言をお迎えして以来、ガチャで★5サーヴァントは一切引けていません。夏に向けて貯めていたので──と言いたいところですが、5月に「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」を狙った121連を含め、「エレシュキガル」や「カーマ」などでちょいちょい浪費。その結果、累計で275連分を費やしました。

さすがに★4サーヴァントや★5概念礼装などは出たものの、★5サーヴァントに限ってみれば、275回の空振り。野球なら、2軍落ちどころか戦力外通告で即解雇、再就職もままなりません。そんな立場で更に聖晶石を引き出す姿は、どうみても仕事をせずギャンブルに嵌るダメな父親。マシュの視線も厳しくなって当然でしょう。

しかし、ずっと空振りが続く可能性なんて極々僅か。むしろ、空振りが功を奏して、そろそろ大きな当たりに繋がる予兆とも言えるのでは。試行回数が多ければ、確率は収束していくはず。大丈夫、絶対当たるから! 言葉を重ねれば重ねるほど、説得力が死んでいくのは何故。

当時、アヴェンジャーは出たんです、アヴェンジャーは・・・

事前の抽選が外れようが当たろうが、次に当たる確率に違いはありませんし、個人レベル(しかも無課金!)で挑戦する程度の回数で、確率の収束が目に見えるほどになるわけもなく。全てはただの自己暗示! でも、自分くらい騙さないと前に進めませんから!

前だと思って進んだら崖だった。そんな可能性からは目を背けつつ、集まった聖晶石は「329個」。聖晶片や呼符にはまだ手を付けていないので、総力としてはまだいくらか余裕がありますが、ここで全力投球するわけにはいかないので、そちらは敢えて集めずにキープ。今回は、この329個で挑みます。

というか、この329個も可能な限り次回に回したい! 例年通りなら、水着ガチャだけで2回ありますし、「★5(SSR)レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)」も重ねたい。そんな欲望丸出しのまま、「アルトリア・キャスター」チャレンジです。

「アルトリア・キャスター」はぜひ欲しい、でも聖晶石も貴重・・・悩ましい戦いが幕を開ける

いつもは験担ぎに、育成で「大成功」を出してから引くんですが、今回は勢いのままチャレンジ。これまで午前2時のチャレンジが好調(という思い込み)だったので、最速の8月11日 午前2時過ぎに開始。まずは11連!

初っ端からキャスター! ★3ですが、幸先は悪くない・・・?

2連続でキャスター! 藁にも縋りたいので、予兆だと信じます。

アーチャー&アーチャー! でも、サーヴァントが続く流れなので期待大。

そんな流れとか別に関係なくて、普通に礼装来るよねやっぱり!

よし来た★5だ! いやそっちじゃない!!

「魔性菩薩」がピークで、あとはダダ下がっていく11連でした。誰だ、流れがいいとか言ったのは。

やっぱり「大成功」で験を担ごう。といっても、今は大&極大成功率が5倍なので、どうアテにすればいいのかもさっぱりですが。それでも3回連続で「大成功」を引けたので、この流れに乗っかって再び11連。

これでもう60個を失うのか。相変わらず、早いなぁ・・・。

今回も★3サーヴァントでスタート。今度こそいい流れだと信じたい。静謐さんの水着はまだですか。

清姫の別側面とかも、いつか出て欲しいところ。

さあ、キャスターの流れが出来ましたよ。そろそろお願いします!

──などとほざいていたら、キャスターの金カード!?

まさか! ★4でもすり抜けでもないなんて!!

驚きのあまり、残りは完全に消化試合で上の空。ごめんね、ジキル&ハイド。

22連目の結果は、このような形に。「アルトリア・キャスター」以外は全て★3という、運の悪さがこういうところにしっかり出ている感こそありますが、彼女を引けただけで全然オッケー!

今後を見据え、どこで撤退するか密かに悩んでいましたが、そんな筆者を一蹴するような早期決着ぶり。なにこの理想的な展開。いえここは、やはり“空振り理論”が正しかったと言い張りましょう! そう、空振りは無駄じゃないんです。いつかちゃんと、返ってくる・・・・!

早速レベルもあげ、スキルもMAXに。育成素材? はっはっは、★5を引けてない間に、イベントでがっつり貯まったとも! QPもパンパンさ!! 運がないゆえの富豪ぶりで、「アルトリア・キャスター」がすくすく育ちました。

そしてちょっと試験運用してみましたが、その有能さは軽く触っただけでも実感できるほど。彼女がいるだけで、アーツ系サーヴァントは軒並み株が上がったような手応えです。

しかし、ここで気になるのが、「玉藻の前」(キャスター)の立ち位置です。彼女はアーツ系サポーターとして長年活躍し続けてきましたが、この「アルトリア・キャスター」が特にアーツ系のサポートを得意とするため、ネット上では一部のユーザーから「玉藻の前の出番が奪われる」「(活躍する場所がなく、戦力的に)死んだのでは?」といった声も出ています。

「玉藻の前」には、筆者もこれまで色々な局面で助けてもらいました。縁としては、「諸葛孔明」狙いのすり抜けで来た彼女ですが、「玉藻の前」のおかげで超えられた難所も数多く、今となっては出会いに感謝するサーヴァントのひとりです。

そんな「玉藻の前」は、「アルトリア・キャスター」の登場で本当に出番がなくなるのか? 幸いどちらも手元にあるため、実際に使ってみて、筆者の視点からこのポイントに迫ってみたいと思います。


「玉藻の前」の出番がなくなる? 並べて使って確かめてみた!

まずは、「アルトリア・キャスター」の特徴から。詳しく記すと長くなるので、簡単な紹介となりますが、このような感じです。

■スキルによるNP配布

「希望のカリスマ」で味方全体に30%、「湖の加護」で更に単体に20%のNPを付与。合わせると、2人に30%、1人に50%のNPを与えることができる(いずれもLV最大時)。また「湖の加護」には、味方全体のNP獲得量を上げる効果もあるので、その後のNP溜めもやりやすい。

■スキル&宝具によるバフ

味方全体の攻撃力を、「希望のカリスマ」と宝具効果で、それぞれアップ可能。「選定の剣」で、味方単体のアーツカードの性能もアップできる。

■「対粛正防御状態」を付与する宝具

“無敵貫通を無視する”という、無敵の上位互換とも言える状態を、宝具で付与することが可能。

NPの総配布量は「諸葛孔明」すら超え、火力の底上げも良好。加えて、最高レベルの防御効果を宝具で付与でき、攻防に渡って頼もしいサーヴァントと言えます。

対する「玉藻の前」ですが、こちらも「呪層・廣日照」や「狐の嫁入り」で、味方の与ダメージを押し上げられます。が、NPの付与については、宝具効果のみ。そのため、礼装などのサポートなしではNP付与に時間がかるため、その点では「アルトリア・キャスター」におよびません。また、1回当たりに配布するNPの量も、通常の運用で考えるならば「アルトリア・キャスター」に軍配が上がります。

イベント周回などの短期決戦を想定した場合、NPの付与が即時可能な「アルトリア・キャスター」の方が利便性が高いと言わざるを得ません。フレンドからも借り、アーツアタッカーを「アルトリア・キャスター」2騎で挟む形にすると、NP付与とリチャージによる宝具の連発も実現可能です。(アタッカーのリチャージ率にもよりますが)

こういった点だけを見ると、「玉藻の前」の立場が追いやられているように思うかもしれません。ですが実際に試してみたところ、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の相性は抜群。むしろ、並べて使うべきと思うほどの噛み合いぶりでした。

短期決戦においては、サポートと自前で「アルトリア・キャスター」を2騎並べれば、豊富なNP付与と力強いバフで高ダメージの宝具を手軽に発動可能。この素早い展開は、「玉藻の前」には少々荷が重いところです。

しかし、高難易度やシナリオのボス戦などで中・長期的に戦う場合、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の組み合わせはかなり強力です。「アルトリア・キャスター」のNP付与で「玉藻の前」の宝具発動を早め、「玉藻の前」の宝具効果でNPを付与し、味方全体のスキルチャージもアップ。その恩恵を受け、「アルトリア・キャスター」のスキル再使用と宝具発動が早まる・・・と、噛み合った時の宝具・スキルの回転速度はまさに「玉藻の前」の真骨頂。その効果は、「アルトリア・キャスター」にとっても嬉しいところです。

バフの面でも、「アルトリア・キャスター」が所持していない“宝具威力をアップ”を「呪層・廣日照」でかけられるため、ダメージの伸びも相当なもの。

試しに、実装されたばかりの「クー・フーリン」強化クエスト2の3戦目・最終局面で試したところ、全バフ(「きみをいだく希望の星」含む)を受けた「謎のアルターエゴ・Λ」の宝具で、2体に対しての総ダメージが60万超え。1体辺り30万ダメージと、全体宝具としては破格な数字を叩き出しました。

ちなみに編成はこのような感じ。「玉藻の前」は絆礼装で、「謎のアルターエゴ・Λ」は相撲装備の宝具LV4(後衛は適当なのでお気になさらず・・・)。「メルトエンヴィー」など、「謎のアルターエゴ・Λ」自身のバフも使っていますが、「スワンレイク」は重ねがけしておらず、魔術礼装でのバフもありません。これだけのダメージを出しているのに、まだ伸びしろがあるなんて・・・!

そして、「アルトリア・キャスター」を2騎並べる場合との最も大きな違いは、アタッカーをフレンドから借りられる点です! ちなみに、今回の「謎のアルターエゴ・Λ」も借り物です。「アルトリア・キャスター」を並べる場合、フレンドから借りる枠を使ってしまうため、アタッカーは自前で用意しなければなりません。そして、宝具が重なった高レアアタッカーをクラス一通り分揃えるのはかなり大変な道のりです。

「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の両方を揃えるのも決して簡単ではありませんが、高レアアタッカーを一通り押さえるのは更に厳しいのが実状。アタッカー枠をフレンドに頼れば、宝具が重なったサーヴァントを借りるのも難しい話ではないので、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の併用はお勧めできる運用のひとつです。

「玉藻の前」は決して死なず! 「アルトリア・キャスター」と並べて活躍させよう

「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」、両方ともいないという場合だと、状況的に見て「アルトリア・キャスター」を借りるケースが多いでしょう。特に短期決戦ならば、「アルトリア・キャスター」は非常に強力な存在です。

ですが、「玉藻の前」を所持している場合、「アルトリア・キャスター」と組み合わせることで、難所に対しての力強い対抗手段になり得ます。アーツアタッカーを自前で用意し、「アルトリア・キャスター」を借りるのもアリです。また、「アルトリア・キャスター」を自前で用意出来るならば、フレンドのアタッカーで難敵を殲滅させましょう!

短期決戦な周回での出番は減るかもしれませんが、元々「玉藻の前」が得意としていた中・長期戦ですし、その適正と存在感は格別。それは「アルトリア・キャスター」実装後も変わりませんし、「アルトリア・キャスター」の長所を更に活かす相方としての立ち位置を得たとも言えます。

『FGO』は特定のサーヴァントがいなくてもクリアできるゲームバランスなので、「アルトリア・キャスター」も含め、未所持のサーヴァントを無理して狙う必要はありません。ですが、既に手元にいるならば、「玉藻の前」は今後も難所で大いに役立ってくれます。「アルトリア・キャスター」と組ませることで、その活躍の場は更に広がることでしょう。


後半は、「アルトリア・キャスター」実装に対する「玉藻の前」の話になってしまいましたが、ともあれ8月最初のチャレンジは、かなり良好な結果を残せました。我ながら信じられない幸運ぶりです。

ちなみに昨年も同様のチャレンジを行い、累計で297回のガチャ(聖晶石換算で810個分)に挑みました。その時に出た★5サーヴァントは、最初に引いた「レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)」のみ。・・・あれ、今回も同じ流れなってない?

一抹の不安を抱えながら、次回は(おそらく)水着ガチャへと挑みます。残った聖晶石は、現時点で「273個」(強化クエストクリアで若干増加)。聖晶片と呼符もまだあるので、昨年よりもいい結果を目指したいところです。大丈夫、これはフラグなんかじゃない!(自己暗示)

臥待 弦