みなとメディカルが診療全面再開 12日から クラスター発生病棟除き

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した長崎みなとメディカルセンター(長崎市)は12日、クラスターの発生病棟(当該病棟)を除き、13日から予定通り診療を全面再開すると発表した。
 同センターはクラスター発生を受け、7月12日から診療をほぼ全面休止。その後、「感染が広がっていないことを確認できた」として29日から段階的に再開していた。
 全面再開は、12日の院内視察と第三者評価委員会の結果を踏まえ、正式に決めた。13日から、心臓血管内科での外来診療(新患)、手術、救急医療も再開する。県内での感染者増加に伴う専用病床増床に対応するため、当該病棟は当面、休棟を続け、看護師の配置を見直す。入院患者への面会も当面、禁止を継続する。

 


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