久保建英がレアル・マドリーからローン移籍したビジャレアル。
ここでは、久保が背負うかもしれないビジャレアルの8番を着けた選手たちを振り返ってみる。
サンティ・カソルラ
2019-20シーズンにビジャレアルの8番を背負ったカソルラ。小柄ながら卓越したテクニック、クロス、シュートも兼ね備えたマジシャンだ。怪我に苦しむ前はスタミナと守備への貢献度も高かった。
サッカー界屈指の両利きであり、アーセン・ヴェンゲル氏も若手が見るべきお手本として絶賛している。
踵が壊疽するほどの怪我に苦しむも見事に復活し、スペイン代表への返り咲きも果たした。
背番号19のイメージもあるが、新天地カタールのアル・サッドでの背番号は18になるようだ。
フアン・ロマン・リケルメ
アルゼンチンが生み出した稀代のMF。
卓越したテクニックと手足の長さを活かした異次元のボールキープは圧巻と言う他なかった。
戦術という枠にはめ込むことは不可能。唯一無二の天才性を持った選手だった。
背番号10のイメージがあるが、ビジャレアルでは8番を着けている。
ちなみに、当時ビジャレアルで10番だったのは、バジャドリー時代に城彰二とコンビを組んだビクトル。
パブロ・フォルナルス
イスコらを輩出したマラガのカンテラで育成された。スペイン代表攻撃的MF。
インテリジェンスとクオリティを兼ね備える次世代の逸材だ。
マラガでは背番号31でブレイクし、ステップアップしたビジャレアルでは8番を着けた。2019年夏に移籍したウェストハムでの背番号は18番。
ジョナタン・ドス・サントス
兄ジオバニ・ドス・サントスと同じくバルセロナのカンテラで育成されたメキシコ代表MF。
兄は抜群のドリブルスキルを生かした打開力が武器だが、弟はペップも評価したテンポの良いパスワークを駆使したゲームメイクが持ち味だ。
バルサから移籍したビジャレアルでは当初6番だったが、2年目から8番に変更。現在所属するLAギャラクシーでも8番を着けている。
ジョナサン・デ・グズマン
オランダ代表経験を持つMF。小野伸二や長谷部誠とチームメイトだったことでも知られる。兄ジュリアンもカナダ代表としてプレーした選手だ。
小柄ながら運動量をベースに動き回りながら攻撃を組み立て、また自身も飛び出していくタイプ。
【関連記事】「背番号8」なのにゴリゴリのストライカーだった5人
ビジャレアルと同じ黄色がチームカラーのキエーヴォ時代には背番号1を着けたことも有名だ。