長崎県が初の「オンライン文化祭」 音楽・ダンス・アートの3部門 子ども、学生に発表の場を

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 新型コロナウイルス禍で県内でも文化芸術の発表の機会が減少する中、県は、子どもや学生を対象にインターネット上での演奏や作品の発表会「ながさきオンライン文化祭」を初めて開く。活動継続や育成支援などにつなげるのが狙いで、音楽、ストリートダンス、アート(美術)の3部門。14日から公式ホームページ(HP)で応募を受け付ける。県文化振興課は「この文化祭を一つの目標にしてみてほしい」としている。
 今年は舞台コンサートや美術公募展などの取りやめが相次いでおり、県などが主催する県内最大の美術公募展「県展」も史上初の中止となった。これを踏まえ、県は国の地方創生臨時交付金を活用。県文化の発展を今後担う世代に、芸術活動の場を提供し、体験・鑑賞機会を創出しようと企画した。
 応募対象は、県内在住の小学生(音楽部門のみ園児)から大学生(大学院生、専門学生含む)まで。個人、団体は問わない。音楽部門は、県内唯一のプロオーケストラ「長崎OMURA室内合奏団」が演奏動画を配信し、リモートでの共演動画などを募る。ストリートダンス部門は、課題曲と自由曲のダンス動画、アート部門は、「長崎」をテーマにした絵画、デザイン、書、写真の作品画像を募集する。
 締め切りは10月12日。各部門最高賞の知事賞などを決め、表彰する。入賞を含む応募作は11月中旬に公式HPで公開予定。ツイッターやインスタグラムでも随時発信する。
 県文化振興課の山浦義次参事は「オンラインを文化芸術活動の促進に生かすことができればと考えている。作品制作や鑑賞など、たくさんの人に参加してほしい」としている。
 詳細は14日以降の公式HP(https://nagasaki-cultural-festival.jp)。問い合わせは同課(電095.895.2764)。