那珂湊焼きそば頬張る ひたちなかの市民団体が680キロ寄贈 小中校の給食で提供

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那珂湊焼きそばを頬張る児童たち=ひたちなか市西十三奉行の市立那珂湊第三小

新型コロナウイルスの影響でイベントの相次ぐ中止や夏休みの短縮を受け、ひたちなか市那珂湊地区のご当地グルメ「那珂湊焼きそば」を広める市民グループ「那珂湊焼きそば大学院」が、子どもたちを元気づけるため同市に那珂湊焼きそば約680キロを寄贈した。5〜7日にかけて、主に市内小中学校の給食で提供され、子どもたちは「おいしい」と喜びながら地元の味を楽しんだ。

堀口和彦学長ら同グループメンバー12人が4日、市役所に大谷明市長らを訪ね、手渡した。那珂湊焼きそばは太麺でもちもちした食感が特徴。「手延べせいろ蒸し」と呼ばれる昔ながらの製法で作られている。

堀口学長は「コロナで子どもたちの夏の楽しみが奪われている。那珂湊焼きそばを食べて笑顔になってもらいたい」と話した。大谷市長は「コロナ禍でできることを考えて地元に貢献していただき、大変ありがたい」と感謝した。

那珂湊焼きそばは、市内の小学校20校と中学校9校、同地区の幼稚園3園の給食で、計約1万4千食が提供された。

このうち、同市西十三奉行の市立那珂湊第三小(皆川正已校長)では6日、児童399人に提供された。2年の八文字夢さん(7)は「麺がもちもちしていておいしかった。元気が出た」と喜んだ。