レメイヒュー4安打で打率.431 田中は4回2失点

【ブレーブス3-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)の打率4割への挑戦が話題となっているが、DJ・レメイヒュー(ヤンキース)も負けていない。試合開始前の時点で打率.400を記録していたレメイヒューは、5回裏にタイムリーを放つなど5打数4安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献。打率を.431へと大幅に上昇させた。

ロッキーズ時代の2016年に.348の高打率をマークして首位打者に輝いたレメイヒューは、今季も65打数28安打、打率.431、OPS1.048と絶好調。もしアメリカン・リーグで首位打者になれば、エド・デラハンティ(1899年にナショナル・リーグ、1902年にア・リーグで首位打者)に次ぐメジャー史上2人目、近代野球の1900年以降では史上初の快挙となる。

また、ジャンカルロ・スタントンの故障者リスト入りに伴い昇格したクリント・フレイジャーは4打数3安打1打点の活躍。第1打席で本塁打、第2打席で単打、第3打席で二塁打を放ち、三塁打が出ればサイクル安打達成となるところだった。故障者が出ても代役がすぐに穴を埋める層の厚さは今季も健在だ。

ヤンキース先発の田中将大は、2回表にヨハン・カマルゴに先制の3号2ランを献上したが、3回表二死満塁のピンチを無失点で切り抜け、4回66球を投げて被安打5、奪三振3、与四球2、失点2という内容。5回以降は6人のリリーバーを細かくつなぎ、リードを守り抜いた。

ヤンキース2番手のジョナサン・ロアイシガが今季2勝目(0敗)、7番手のザック・ブリットンが今季7セーブ目をマーク。ブレーブス2番手のタイラー・マツェックに今季初黒星(2勝)が記録された。

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