猛暑おさまらず 熱中症の危険高い状態に 高温に関する情報

13日(木)午後3時までの最高気温

 きょう13日(木)も太平洋側を中心に厳しい暑さとなり、全国134地点で35℃以上の猛暑日となった(午後3時まで)。最高気温は、高知県四万十市中村で37.9℃、愛媛県南宇和郡御荘で37.6℃、群馬県桐生市と栃木県佐野市で37.4℃、熊谷市37.3℃、千葉県船橋市37.1℃など(午後3時まで)。東京都心でも午後1時過ぎに36.1℃まで上がり、4日連続の猛暑日となった。

週末 東海で40℃超か

週間予報

 あす14日(金)も厳しい暑さが続き、東日本の太平洋側は35℃以上の猛暑日の所がある見込み。週末以降も気温の高い状態が続き、東海や西日本を中心にかなりの高温が見込まれる。名古屋市と岐阜市は、15日(土)と16日(日)は最高気温が38℃くらいまで上がり、周辺地域で40℃に迫る猛烈な暑さとなる可能性がある。

高温に関する早期天候情報

高温に関する早期天候情報

 来週にかけても暑い空気に覆われる地域が多く、特に19日(水)ごろからの5日間ほどは、東北の太平洋側、関東甲信、東海、西日本、奄美にかけて気温がかなり高くなる見通し。このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理や熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。屋外での活動等では飲料水を十分に確保し、日陰を利用する熱中症対策を進めるよう心がけたい。人とのじゅうぶんな距離がとれる場合は、熱がこもりやすいマスクを外すなど、少しでも暑さを和らげる工夫が必要だ。

 早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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