英語4技能学習サービス「English 4skills」の導入により熊本市をはじめとする全国の実証校の学びの改革を推進

~経済産業省「EdTech導入補助金」に採択~

2020年8月13日
株式会社NTTドコモ

株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤 和弘、以下:ドコモ)が提供する、学校向け英語4技能学習サービス「English 4skills®」(以下、English 4skills)は、このたび経済産業省が実施する令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業(以下、EdTech導入補助金)に採択されました。

EdTech導入補助金は、EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校などへの導入実証を行う事業を実施する者に対して事業費などとして必要な経費の一部を補助することにより、学校および学校等設置者(自治体教育委員会、学校法人など)と教育産業の協力による教育イノベーションの全国的な普及を後押しすることを目的としています。

「English 4skills」は、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能をスマートフォン、タブレット、パソコンでトレーニングし、「レベルチェックテスト」で技能ごとの実力を測定できる学校向け英語4技能学習サービスとなっており、本事業において、ドコモは熊本市の全市立中学校(43校)をはじめとする、全国複数の自治体、および学校法人に対し「English 4skills」を提供することにより、生徒一人ひとりに合わせた個別最適化学習の実践を推進します。

今回本事業に参画する熊本市では、令和元年9月に開催された「熊本の教育を世界に発信!~シュライヒャー局長※と共に考えるEducation2030~」(主催:熊本市教育委員会、共催:NTTドコモ、熊本大学、熊本県立大学)において、遠藤 洋路教育長より世界的な動きを踏まえた熊本市の取組みに関する講演の中で、「平成31年度全国学力・学習状況調査」の結果から、成績上位層の生徒を伸ばせていない(全国平均以下)ことが課題の一つとされていました。課題解決には「個別最適化学習」が必要不可欠です。その手段の一つとして、英語力のバラつきにも対応ができ、生徒一人ひとりに適した学習が進められる「English 4skills」を高く評価いただき、主に自習時間や家庭学習用のオンライン教材として「English 4skills」の導入を決定いただきました。

なお本事業は、ドコモが代表事業者となり、株式会社Libry(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:後藤 匠)、株式会社LoiLo(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:杉山 浩二)、株式会社 MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川 和宣)のいずれかを構成員とした3つのコンソーシアムから、お客さまのご要望に応じたサービスを提供します。

~コンソーシアム企業と提供サービスのご紹介~

・株式会社Libry 「Libry(リブリー)」 https://giga.libry.jp/

・株式会社LoiLo 「ロイロノート・スクール」 https://n.loilo.tv/ja/

・株式会社MetaMoJi 「MetaMoJi ClassRoom」 https://product.metamoji.com/education/

Society5.0社会に求められる人材の育成のため、「GIGAスクール構想の実現」を掲げており、今まさにICTによる教育の変革が求められています。今後も、ドコモは中期戦略2020「beyond宣言」に基づき、教育分野での「ソリューション協創」の実現に向け、生徒一人一台という端末・通信環境の整備や、生徒の学びを支援するソフトウェアサービスの提供など、ハード・ソフト両面から教育ICT環境整備を推進し、さらなる教育改革に努めてまいります。

※ アンドレアス・シュライヒャー氏:経済協力開発機構(OECD)教育・スキル局長

* 「English 4skills」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

参考

English 4skills概要

1.サービス概要

・「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能をスマートフォン、タブレット、パソコンでトレーニングし、「レベルチェックテスト」で技能ごとの実力を測定できる学校向け英語4技能学習サービス

・生徒は4つの技能ごとの自分の実力に合った演習問題を繰り返し、レベルチェックテストで現状把握が可能

・先生向けに、オンラインによる課題配信や生徒へのフィードバックのほか、学習状況を一覧で確認できる機能を提供

・英検®などの英語の検定試験対策も可能

サービスサイト:https://e4skills.com/

2.料金

利用ID数により異なります。

3.主な機能

4.ご利用イメージ

5.画面イメージ

※1 「CEFR(セフアール)」とは、欧州で広く使われている言語能力を示す国際指標です。例えば、CEFR「A2」の判定は英検準2級相当です。

※2 レベルチェックテストのSpeaking、Writingでは、株式会社EduLabグループのAI自動採点技術を使用しています。

※3 株式会社旺文社の教材を中心に搭載しています。

* 「英検」は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。