RIZINタイトル獲得「朝倉海」打ち上げはビール三昧でご満悦

©株式会社光文社

「まずは今日の試合の、よかったところ悪かったところを見つめ直したいです。後は酒でも飲みたい。ビールでも飲みます(笑)」

この夜、朝倉海(26)にとって、勝利の美酒は格別に美味かったことだろう。

8月9日~10日、「ぴあアリーナMM」(横浜市)で開催された総合格闘技イベント「RIZIN.23‐CALLING OVER‐」。試合直後の会見で、海はこう喜びを噛みしめた。

2日間の総決算となるメインイベントで、海は扇久保博正に1ラウンド4分31秒でTKO勝利を飾った。5日前に出演していた映画イベントで “KO宣言” していたとおり、試合冒頭からリーチ差を生かして圧倒する展開に、4410人の観客は沸きに沸いた。

「今夜はベルトと一緒に寝るのか?」という記者の問いに、「ベルトには執着はない。それより選手としての実力が上がったほうがいい」とクールに答えた海だが、表情には喜びがにじみ出る。

セコンドとして支えた兄・朝倉未来とともにもぎ取った、第3代RIZINバンタム級王座のベルトだ。嬉しくないはずがない。

「朝倉選手は、RIZINとベラトールの2団体の王者で格上と見られていた堀口恭司を、昨年8月に、開始68秒でKOする大金星を上げました。

ですが、大晦日におこなわれたマネル・ケイプとの王座決定戦では痛恨の敗北を喫しています。

コロナ禍で大会が延期となるなか、パーソナルトレーニングでパワーをつけ、兄・未来のサポートも得て弱点を修正してきました。 次も負けたら最後になってしまう、という強い覚悟が彼を強くしたのだと思います」(格闘技ライター)

そんな新王者が試合後に向かった場所は、横浜市内のビアレストラン。冒頭の宣言どおり、ビールで乾杯する打ち上げが待っていた。

「世界各地のビールを揃えたレストランを貸し切りにして、海くんの友人が20人以上も集りました。彼が所属するトライフォース赤坂の代表・堀鉄平さんも来ていたようですよ。

皆がこぞって記念写真を撮りたがるものだから、その都度、ベルトを掲げて律儀に応じていたとか。試合の疲れもあったからか、2時間ほどで帰ったと聞いています」(同前)

世界を目指すRIZINのエースは、すでに次の試合を見据えている。