「狂ったように成長した」中国からのタネ、米国が撤去へ

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中国から送られたパッケージの一例(写真:ZUMA Press/アフロ)

中国から謎のタネが送りつけられる問題は今や世界中に拡がり、日本でも受け取った人が複数いるようだ。いずれの国でも、「絶対に植えないでほしい」と当局が警告を発しているが、すでに庭にまいてしまった人が米アーカンソー州ブーンビルにいる。

この問題が明るみに出る前にタネを受け取ったドイル・クレンショーさんは、「中国から届いて、品名にピアスとあったのでおかしいとは思いましたが、何が起こるのか確認したくてタネをまきました。2週間ごとにミラクルグロー(肥料)を与えただけで、狂ったように成長し始めたんです」とFOX NEWSに語る。

謎の植物はクレンショーさんの庭で元気にオレンジ色の花を咲かせ、白い実まで付けていた。専門家は「何の植物なのか本当にわかりませんが、懸念すべきは、これが侵略的な種で地元の農業に悪影響を与える可能性があるという点です」と警鐘を鳴らす。見た目はカボチャの一種に似ているという。

州の農務部門は調査のために、グレンショーさんの畑から謎の植物を完全に撤去。引き続き、中国から覚えのないパッケージが届いた場合は密封したままの状態で速やかに連絡するよう呼びかけている。