話題作の主要キャストのブレイクが期待される坂東龍汰

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同名の人気自転車マンガを実写化した映画「弱虫ペダル」(三木康一郎監督)が14日に公開される。

主人公・小野田坂道を演じたKing & Princeの永瀬廉、伊藤健太郎演じる今泉俊輔と共に自転車競技部に入部する鳴子章吉を演じているのが、今作が初のマンガ実写化作品となった坂東龍汰だ。

一部メディアのインタビューに対し、坂東は撮影中を振り返り、「廉君も健太郎君もテレビやスクリーンで見ていて、素晴らしい方々だと思っていたので、共演できるのがすごく楽しみでした。実際に一緒にお芝居をしてみると、2人とも本当に坂道と今泉のまんまなんです」と話している。

「ただでさえ話題を集めている同作。その中で主要キャストをつとめている坂東には、原作のファンのみならず、実写版から見たファンの目も注がれそう。この作品で勢いに乗り一気にブレイクいたいところ」(映画業界関係者)

米・ニューヨーク生まれで、その後は北海道で育った坂東だが高校まで学校のカリキュラムに演劇があった。卒業公演で主演を務めた後、東京から来た演出家に本格的な指導を受けたことにより、俳優を志すように。

高校卒業後、趣味の絵や写真を仕事にできないかと思い、同じシュタイナー教育を受けていた村上虹郎に相談したところ、現在の事務所を勧められ、履歴書と一緒に自作の絵や写真、クレイアニメーションの映像を添えて送ったところ、所属が決まった。

17年8月に俳優デビュー。オーディションを経て2018年8月放送のNHK BSプレミアムのドラマ「花へんろ 特別編『春子の人形』~脚本家・早坂暁がうつくしむ人~」で初主演をつとめた。

これまでドラマは「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)、映画は「十二人の死にたい子どもたち」、「犬鳴村」などに出演。今後は「スパイの妻」、「峠 最後のサムライ」が公開を控える。

18年のインタビューで掲げた目標は「10年後までにカンヌ国際映画祭に役者として出席すること」。

大きな夢に向かって突き進む。

参考 坂東龍汰ツイッター

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