真島ヒロや大川ぶくぶらがFFXIVの世界を描いたら…特別企画開催

©エンタメプレックス

田園都市線渋谷駅(東京)の地下通路を歩いていると、突然ファンタジーの世界が現れる。モザイクアートのようにも見えるが近づいてみると…その一つひとつはテレビゲームのパッケージ。

スクウェア・エニックスが開発・運営するオンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」(FFXIV)が8月11日、無料プレイで遊べる範囲を大幅に拡張したことを記念して打ち出したユニークな広告だ。FFXIVでは、より多くの人に楽しんでもらうためレベル60まで無料プレイの範囲を現状のレベル35からレベル60まで大幅に拡張。これに合わせ翌12日に、渋谷駅の「道玄坂ハッピーボード」で展開された。

パッケージをよく見ると、作風もばらばらで、色とりどりの個性的なジャケットばかり。真島ヒロや浅野いにお、大川ぶくぶなど、32人の作家が描いたFFXIVの特製ジャケットが渋谷駅の地下通路20メートルほどにずらり並んだ。

なんとこのジャケット、1人1点、自由にはがして持って帰っていいという。12日の13時より「配布」が始まると、それぞれの作家のファンが壁に向かった。ジャケットを指差しSNS用に写真を撮る人、美術館の絵画を見るように顔を近づけじっと眺める人──。母親に連れられた小さな子どもは、お目当ての「絵」を手に入れてうれしそうだ。現地にはスタッフがおり、「密」を避ける対策もぬかりない。

「パキッ」と、はがす音が通路に響き渡ると、通り過ぎる人たちも足を止め、興味深そうに壁に近寄っていく。取材に訪れたのはちょうど13時だったが、なくなり次第終了となった。企画に参加したのは、漫画家だけでなくイラストレーターやアニメーション作家などとにかく多彩。もしひいきの作家がいるなら、早めに訪れた方がよさそうだ。

直接広告に触れ、持ち帰ることができるのがなんとも面白い。パッケージを手にとった一人の女性に話を聞くと、ネットを中心に活動するある作家のファンで「手に入れられるか不安だったけど、よかった。大事にします」とうれしそうに笑っていた。