サッカー界になかなか現れない大型ながら技術を併せ持つレフティアタッカーたち。
ここでは、長身ながら高いテクニックを持つ天才レフティを取り上げてみる。
ニッコロー・ザニオーロ(ローマ)
190cm
イタリアで大きな期待を寄せられる大型レフティ。
190cmという巨体ながらフィジカルだけでなく、テクニックとスピードも兼ね備えた大器だ。
あのファビオ・カペッロもカカ以上の逸材で将来的にバロンドールを勝ちとれると絶賛している。ただ、性格面でアントニオ・カッサーノと似た側面が…。
カイ・ハヴァーツ(レヴァークーゼン)
189cm
現在の大型レフティ界のトップに君臨する天才。数多の有望選手を輩出してきたレヴァークーゼン史上最年少でレビューした大器だ。
大柄ながらドリブルとパスをハイレベルで併せ持ち、得点力にも磨きをかけている。ビジョンにも優れ、チャンスメイクだけでなくフィニッシュにも絡む。
今夏のメガクラブ移籍はあるだろうか。
アドリアン・ラビオ(ユヴェントス)
188cm
フランス代表経験を持つ大型ボランチ。マンチェスター・シティを経て、パリ・サンジェルマンで育成された。
10代の頃から非常に完成された体格を備えていたが、高さを武器にするタイプではない。クレバーなポジショニングと高い技術を備えており、長いリーチを生かしたダイナミックな持ち上がり、前線への飛び出しも魅力。優雅に試合をコントロールすることが出来る選手だ。
0円で加入したユーヴェでは失格の烙印を押されかけたが、リーグ再開後は本領を発揮している。
ヨシップ・イリチッチ(アタランタ)
190cm
セリエA最強のアタランタ攻撃陣を牽引するレフティモンスター。豪快さと繊細さを持ち合わせ、ゲームメイクとフィニッシュワークをこなせる大型アタッカーだ。
長身ながらボールスキルに長け、ドリブル突破やシュート、ボールホルダー時のプレー選択にも安定感があり、完成度が高い。レア背番号72を愛用している。
ヨシップ・イリチッチ
「パレルモ以降、自分が72番を着けているのには理由がある。
シチリア島に到着したのが27日で、自分がプロで最初につけたのも27番だったんだ。
ただ、パレルモではハビエル・パストーレがすでに27番を着けていた。
だから、それを逆にした72番にしたのさ」
ファビアン・ルイス(ナポリ)
189cm
スペインの次世代を担うことが期待される大器。同国のMFにしては珍しい大型レフティだ。
ホセ・カジェホンやラウール・アルビオルらスペイン人を獲得してきたナポリがまた“当てた”選手でもある。
ゲームを作りつつ、チャンスに絡んでいけるタイプで、長身ながら足元も巧み。
イタリアでも評価を高めており、メガクラブへの移籍が噂されている。
トム・ロギッチ(セルティック)
189cm
オーストラリア代表の大型レフティ。大柄であるが技術に優れた攻撃的MFで、パス、ドリブル、シュートと3拍子揃っている。
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実は元々フットサルの選手で2010年にオーストラリアのフットサル代表に選ばれたこともある変わり種だ。