楽器各社、顧客つなぎとめへ模索

在宅やネットに注力

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ドイツの音楽大と日本にある2台のピアノをネット経由で正確に連動させ行われるリモート試験の様子=6月(ヤマハ提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大や生活様式の変化に合わせ、楽器メーカー各社は在宅で気軽に演奏できる楽器やサービス、インターネット上のイベントなどに力を注ぐ。大規模な音楽イベントやコンサート、吹奏楽などの部活動が制限される中、顧客をつなぎとめようと模索している。

 ヤマハでは主力のグランドピアノや複数で演奏する管楽器、音楽イベントで使うプロ向け音響機器などは苦戦が続いている。一方、ネット販売が多かったギターや電子ピアノ、ウクレレなどは比較的好調だ。「ネット上で購入しやすく、自宅で過ごす時間が長くなったことで、新しく音楽を始める人もいる」(広報)という。