F1ボスのロス・ブラウンがフェルスタッペンを称賛「シューマッハーを思い出させる」

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 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、マシンの限界を超えたような走りで勝利をつかむマックス・フェルスタッペンは、偉大な7度のチャンピオン、ミハエル・シューマッハーを思い起こさせると語った。

 2020年第5戦70周年記念GP決勝でフェルスタッペンはメルセデスの連勝を止めて勝利を収め、ドライバーズランキングではルイス・ハミルトンの下の2位に順位を上げた。

 フェルスタッペンの走行中の安定感と冷静さは、ブラウンがベネトンとフェラーリでシューマッハーを監督する立場にいた時代に目撃した、熟練の技能を思い起こさせるものだという。

「シルバーストンでのマックスは、ひとことで言って衝撃的だった。彼は多くの点でミハエル・シューマッハーを思い出させる」とブラウンはレース後のインタビューで語った。

「無線を聞くと、彼には余裕があったことがはっきりと分かる。マシンの限界が、マックス・フェルスタッペンの限界というわけではないのだ」

 わずか22歳ながら、フェルスタッペンはすでにグランプリレースでの6シーズン目を迎えている。ブラウンは、フェルスタッペンは若くして成熟したドライバーへと成長したと感じている。

「彼はマシンの繊細さを感じ取り、完璧に対応できる」とブラウンは語った。

「マックスのF1デビューのころを覚えている。当時から速いことは明らかだった。しかし今や彼は成熟して、並外れたレーシングドライバーになった」

「彼の無線は本当によかった。チームからタイヤをいたわるように指示されて、『おばあちゃんのようなドライビングをしたくない』と言うところが特に気に入った」

「彼の無線からは、大きな自信を持っていること、チームと素晴らしい関係を結んでいることが分かる」