“ジャズ・ヴォーカルの女王”ダイアナ・クラール、故トミー・リピューマとの最後の録音を収録した新作リリース決定

ダイアナ・クラールが、ソロ・アルバム『ディス・ドリーム・オブ・ユー』を9月25日に発売することを発表し、収録曲「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」の先行配信がスタートしている。

本作は、これまでスタジオで行ってきたレコーディングの中で、ダイアナ本人が特に「アウト・テイクには程遠くて、放置するにはもったいない」と感じていた2016年から数年間レコーディングを振り返り、録り溜めてきた未公開音源をひとつにまとめ上げたアルバムだ。

2016年は、加齢により一線を退いていた長年の制作パートナーであるトミー・リピューマが、プロデューサーとして活動を再開、彼女のキャリアにとって大きな意味を持つ年であった。

アルバム『ターン・アップ・ザ・クワイエット』の制作、トニー・ベネットとのコラボ・アルバム『ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ』の始動や、ツアーといった幅広い音楽活動に勤しんでいた。しかし、2018年にリピューマが突然の他界。一度は彼との音源に蓋をするも、リビューマがプロデュースを手掛けた最後の録音であり、彼が最も気に入っていたという「バット・ビューティフル」を軸にアルバム制作を決意。

ダイアナ自身は本作を「私を別のフレームから捉えた作品」と言い、『ターン・アップ・ザ・クワイエット』を表だとすると、これは裏の作品で、リピューマとの思い出の未公開音源集なのである。

今回のジャケット写真には、ダイアナ自ら撮影したという思い入れが深い写真を起用。また、彼女のサインがプリントされたジャケット・デザインのポスト・カードが日本盤のフラッグショップ用の先着購入特典となる予定だ。(フラッグショップ店名は後日公開)

■商品情報

ダイアナ・クラール 『ディス・ドリーム・オブ・ユー』   

リリース日:2020.9.25

品番:UCCV-1181  

価格:2,860税込 (SHM-CD)

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