FIA、F1スペインGPでもコーナーショートカットを厳しく取り締まり

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 FIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、2020年F1第6戦スペインGPに向け、バルセロナのターン2でのトラックリミット違反を防ぐため、さらに厳しいガイダンスを発布した。

 コーナーのショートカットを規制する昨年のガイドラインでは、ターン2コーナーでランオフにはみ出したドライバーは、ターン3入り口前の2本のボラードの左側を走行しなければならなかった。

 しかしながら今年FIAは、トラックリミット違反に対し一貫してさらに厳しい姿勢をとっており、マシは繰り返しコーナーをショートカットしてアドバンテージを得る行為に対して警告を発した。

「マシンがターン2でコース上を走行しなかった場合、毎回チームは公式のメッセージシステムを介して知らせを受けることになる」とマシはスペインGP前のFIAの覚書に記した。

「2回目にドライバーがターン2をショートカットしてコース上を走行しなかった場合、ドライバーには黒白旗が掲示される」

「それを超えた回数のショートカットは、スチュワードに報告される」

「すべてのケースにおいて、ドライバーは安全と判断できる場合にのみコースに復帰すべきであり、またその後の持続的なアドバンテージを得てはならない」

「これらの要件は、コースから押し出されたと判定されたすべてのドライバーに自動的に適用されるわけではない。それぞれのケースは個々に判定されることになる」

2020年F1第6戦スペインGP木曜 コース下見をするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 バルセロナのカタロニア・サーキットではいくつか小規模な改修が行われた。ターン8の出口の縁石は延長され、ターン8と12のグラベルトラッブは拡大された。

 ターン12にはテックプロのバリアが新たに追加されたほか、ターン15からピットレーン入り口まで伸びる金属製のバリアも設置された。