Hey!Say!JUMP報道に「聞き捨てならない」 「他のメンバー8人も検査」でファン混乱の理由

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アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の伊野尾慧さん(30)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことをめぐる一部報道に、ファンがSNS上で困惑の声をあげている。グループの「ほかのメンバー8人」もPCR検査を受けたと報じられたためだ。

ジャニーズ事務所

Hey!Say!JUMPはもともと9人組だが、メンバーの岡本圭人さん(27)が米国留学のため活動休止中。つまり伊野尾さんを除いたメンバーは現在「7人」のはずであるため、「8人」と報じられたことに対し「帰って...きてるの?」「聞き捨てならない」といった声があがることになった。

「ここが7人と8人ではかなり意味が変わってくるぞ!」

ジャニーズ事務所は2020年8月13日、公式サイトで伊野尾さんが新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表。ファンから回復を願う声がインターネット上で相次いだ。

各メディアが伊野尾さんの感染について報じた中、別の点でも注目されたのはスポーツニッポンの14日付記事。「ほかのメンバー8人やマネジャーは、13日にPCR検査を受け、全員の陰性が確認された。濃厚接触者にも該当しなかったという」と報じたところ、グループのファンが騒然となった。

もともと9人組のHey!Say!JUMPは、18年8月末をもってメンバーの岡本さんが活動休止している。同年9月から米国の2年制演劇学校に留学しているためだ。グループは現在8人で活動しており、伊野尾さん以外の「ほかのメンバー」は7人ということなる。

岡本さん自身は留学前、ジャニーズ事務所の発表に寄せたコメントで「『未来のHey!Say!JUMP』にふさわしい人間になるように頑張ってきますので楽しみに待っていてください」と成長して復帰することを宣言し、以後ファンも応援するとともに帰国を心待ちにしている。そして、この20年8月は渡米からちょうど2年が経とうかという時期。その中で「ほかのメンバー8人」と伝えられたことに、ファンは驚きとも困惑ともいえる声をツイッター上であげた。報道直後の14日午前、「他のメンバー8人」のフレーズはツイッタートレンドに入っていた。

スポニチが取材に回答

ただし、ジャニーズ事務所の13日の公式発表では表現が異なる。伊野尾さんは12日夜にPCR検査の陽性判定が出て、保健所の指導により自宅療養しながら経過観察していると報告。そのうえで、「Hey! Say! JUMPメンバー並びに担当マネージャーにつきましては、伊野尾の新型コロナウイルス感染の報告を受けまして、本日PCR検査を実施した結果、全員陰性であり、かつ濃厚接触者にも該当しておりませんでした」としており、「8人」という人数は書いていない。

スポーツニッポン新聞社の担当者は14日午後のJ-CASTニュースの取材に「当該記事は本紙のジャニーズ担当ではない記者が執筆しました。PCR検査を受けたのがグループの残りのメンバーということで、9人組のため『8人』と考えて書きました。ただ本日昼、岡本圭人さんが留学中であることに鑑み、12時30分にはウェブ版記事を訂正し、『8人』から『7人』にしております」と答えた。記事はジャニーズ事務所の発表に即して書いたものだという。

つまり、事務所の発表文にある「Hey! Say! JUMPメンバー」を、9人引く1人の8人と読み替えたものであり、岡本さんが帰国しているかどうかを念頭に置いたものではなかったようだ。今回の記事は紙面とウェブ版の両方に掲載されており、実際にウェブ版の当該記事<ヘイセイ伊野尾がコロナ感染 CDデビュー組ではジャニーズ初 他のメンバーは陰性>では、「ほかのメンバー7人」に表現が変わった。

なおジャニーズ事務所の発表によると、保健所の指導で濃厚接触者を特定したところ、所属タレントや社員に該当者はいなかった。伊野尾さんは発症後も社屋や関連施設に立ち入っておらず、所属タレントの活動や事業活動は「感染予防対策を講じながら従来通り継続させていただきます」としている。また、同事務所の関係者以外に濃厚接触者が確認された場合は「個別に状況をお伝えし、保健所の指示を仰いでいただくよう、漏れなくご連絡してまいります」との姿勢を示した。