人気ゲームがApple・Googleから突如消えた 「フォートナイト」手数料回避に賛否両論

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2020年8月14日、ツイッター上のトレンドに「#freefortnite」が浮上した。

フォートナイト公式サイトより

人気ゲーム「フォートナイト」で知られるアメリカのエピック・ゲームズ(Epic Games)が、スマートフォン版「フォートナイト」で手数料を回避するシステムを導入したところ、AppleのApp StoreとGoogle Playストアから削除された。

これを受けてエピック・ゲームズは公式サイト上で、Appleの制限をなくすための法的措置を講じたと発表した。ツイッター上では、Appleへの抗議映像を公開し、「#freefortnite」というハッシュタグを提示している。これに対するユーザーたちの反応はどのようなものであったのか。

「Epic GamesはApp Storeの独占に異議を唱えました」

エピック・ゲームズは日本時間14日未明、フォートナイトの日本語版公式サイト上に「フォートナイト メガプライスダウン - 最大20%の永久割引」という記事を公開。iOSとAndroidでの新しい支払い方法に「Epic ディレクトペイメント(Epic direct payment)」を追加したと発表した。この支払方法を用いれば、ゲーム内通貨などが、AppleやGoogleを通して購入するより安くなるとしている。

しかしその後、フォートナイトはApp StoreとGoogle Playストアから削除され、エピック・ゲームズはAppleから「Epic ディレクトペイメント」を削除するように指示されたと発表した。同社はAppleがアプリ自体やアプリ内課金での収益の30%を徴収することを「独占」、「税金(tax)」と批判し、Appleを介さず直接購入できるようになればユーザーも安くゲームを楽しむことができると主張する。

日本時間7時30分ごろには、ツイッター上にAppleへの抗議映像を公開した。動画の最後には日本語でこのような字幕が入る。

ツイートを感情分析してみると...

エピック・ゲームズは「Appleの反競争的制限をなくすために法的措置を講じている」とし、このソフトとプラットフォーマーの争いに注目が集まっている。これまでもデペロッパーたちの間では、アプリ配信プラットフォームへ収益の最大30%を収めることに不満の声が上がっており、この体制に一石を投じるエピック・ゲームズの行動を支持する声が多く寄せられている。

日本のツイッター上では、「#freefortnite」「Apple」「EPIC」がトレンド入りを果たした。ハッシュタグには、「エピックさんファイト!!!」、「epic頑張れ!」といったコメントが寄せられている。

SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で「freefortnite」を含むツイートを分析すると、ネガティブな反応(8.68%)、ポジティブ(10.22%)とやや均衡している。これには、Appleに対する批判やエピック・ゲームズを支持するコメントなどが混在しているが、エピック・ゲームズへの批判も含まれていた。

このような、今回の騒動にユーザーを巻き込んだことへの批判が挙がった。

また、Appストアのデベロッパ(開発者)向きガイドラインには「適切な課金タイプを割り当てていない場合、Appは却下されます」と表記されている。そのため、規約違反となる課金タイプを提示したエピック・ゲームズを批判する声もあった。