東彼杵の飲食店を応援 「くじらかわら版」発行 テークアウトメニューまとめる

東彼杵町の飲食店のテークアウトメニューを掲載した「くじらかわら版」

 長崎県東彼東彼杵町内の飲食店のテークアウト(持ち帰り)メニューをまとめたリーフレット「くじらかわら版」が完成。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く飲食店を支援しようと、東彼杵ひとこともの公社と東彼商工会が作成した。
 同公社は5月、町内の飲食店の料理を配達する「くじらたより」に取り組み、1カ月間で計1730食を届けた。「かわら版」は飲食店を応援する第2弾企画で、「ホームページや会員制交流サイト(SNS)がなく、情報発信ができない」という店側の声を受けて作成した。
 町内15店のテークアウトメニューを掲載。新聞折り込みで町内に配布し、瀬戸郷の交流拠点「ソリッソ・リッソ」や商工会東彼杵支所にも置く。同公社が運営するポータルサイト「くじらの髭」でも、各店の情報を掲載。同公社の森一峻代表理事は「お店だけではなく、店主の顔や人となりも知ってもらい、魅力が伝わるような発信をしていきたい」と話している。

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