新型コロナウイルス感染防止のためイベント中止が相次ぐ中、少しでも夏気分を味わってもらおうと、長崎市葉山1丁目の西友道の尾店3階で、「ちょい夏まつり」が開かれている。同店にあるレストラン「スリジェ」（瀬戸郁子代表）主催で、8月の週末限定。
「各地で祭りがなくなり、家にこもりがちな家族に少しでもリフレッシュしてほしい」と企画。長崎オリオンライオンズクラブがボランティアで運営を担い、来場者には検温や手指消毒を促す。収益は大村市など豪雨被災地に寄付する。
会場では、金魚すくいやヨーヨーのほか、綿菓子やおつまみも販売。プロジェクターで世界の花火大会や長崎の観光地の映像を流している。家族と訪れた長崎市内の石橋杏さん（8）は「予定していたキャンプが中止になって悲しかったけど、スーパーボールすくいが楽しかった」と笑顔で話した。
