水路開削事例を紹介 若松の惣山さん 歴史本自費出版

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「掘り抜き堰水路の開削」を発刊した惣山さん

 金山町出身で会津若松市在住の惣山太郎さん(76)=本名・加藤紘一=は会津地方の堰(せき)に焦点を当てた「この水を求めて 掘り抜き堰水路の開削」を自費出版した。

 地域の先人が苦労して山を掘り抜き、水田を開いた事例として戸ノ口堰(会津若松市)、雄国掘抜堰(喜多方市)、木冷堰(金山町)を取り上げた。

 歴史や、関わった人たちの歩み、思いなどを自筆のイラストを添えて分かりやすくまとめている。

 惣山さんは「私財を投入して大変な工事をやり抜いた先人がいたことを語り継ぐ資料になれば」と話している。

 二〇一五(平成二十七)年から毎年刊行している「語り継ぎたいふるさとの話」の第六弾となる。三市町の教育委員会などに寄贈する。

 希望者には千五百円(税込み)で販売する。