レッズ・ウィンカーが絶好調 秋山1安打で勝利に貢献

【パイレーツ1-8レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

60試合制という異例の短期シーズンとなっている今季は、不調に苦しむ選手の復調を悠長に待っていられないという側面がある。レッズのジェシー・ウィンカーも日本時間8月4日時点で打率.087と不調に苦しむ選手の1人だった。しかし、デービッド・ベル監督はウィンカーを根気強く起用し続け、今やウィンカーはレッズ打線に必要不可欠な戦力となっている。

ウィンカーはパイレーツ先発のチャド・クールから2回裏の第1打席で4号先制ソロ、4回裏の第2打席で勝ち越しの5号2ランと2打席連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。出場した直近10試合のうち9試合で安打を放ち、同期間は打率.586(29打数17安打)と絶好調だ。さらに、直近5試合に限定すると、打率.688(16打数11安打)、5本塁打とその活躍ぶりは驚異的な水準に達している。その結果、0割台だったシーズン通算打率は.365へ上昇した。

レッズはウィンカーの活躍に加え、先発のソニー・グレイが7回途中まで被安打5、奪三振10、与四球1、失点1という素晴らしいピッチングを見せ、パイレーツに8対1で快勝。グレイは今季4勝目(1敗)をマークし、パイレーツ先発のクールには今季初黒星(0勝)が記録された。

レッズの秋山翔吾は「1番・レフト」で先発出場し、ショートゴロ、空振り三振、センターフライ、センターへのヒットで4打数1安打(今季打率.231)。ヒットで出塁したあとはニック・カステヤーノスの8号3ランで7点目のホームを踏み、チームの勝利に貢献した。

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