北日本や東日本では、あす16日（日）明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意したい。
前線を伴った低気圧が日本海北部を北東に進んでいて、寒冷前線が北日本を通過している。低気圧は15日夜にかけてオホーツク海に進み、前線が東日本に南下して16日にかけて停滞する見込みだ。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北日本や東日本では16日明け方にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある。
北日本や東日本では16日明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や強い雨が降る所がある見込みだ。
特に東北地方や北陸地方では、激しい雨の降っている所があり、東北地方ではこれまでの雨により地盤の緩んでいる所がある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあり、農作物や農業施設の管理に注意が必要だ。
